川越市の国道16号線沿いにある石友リフォームサービス川越店の工事担当です。
今回は浴室工事の施工の流れを写真とともにご紹介したいと思います。リフォームのご相談の中で最も多い工事の一つです。
先ず、タイルの浴室を解体していきます。浴室が空っぽになった状態で、給水管・給湯管・排水管を新規のユニットバス(以後UB)の位置に切り回し、移設します。
次にUBを据え置くためのベース(土間)を打ちます。
…ここでポイント(1)養生期間=コンクリートを乾かす期間を置くこと。
工期を短く終わらせる為に、土間打ち後直ぐにUBを設置してしまう業者もいるので注意してください。また、在来浴室はタイル目地等からの漏水で土台や柱、窓廻りの木材が傷んでいるケースが多くありますので、養生期間を取っていればその間に補修できます。逆にいうと養生期間を設けていない会社は、何かあっても「見ないふりでそのまま塞いでしまう」ことが考えられます。
…ポイント(2)石友リフォームサービスの標準施工では、この養生期間に壁の断熱材を充填します。
※マンションや2×4住宅など構造上断熱材を入れられない家もあります。
タイルのお風呂が「寒い」とお悩みの方も多いので、断熱材を入れてあげる事でUBが更にあたたかく冷めにくいお風呂になります。これからの季節ではあまり影響がありませんが、寒い冬には威力を発揮します!ヒートショックという言葉をご存知の方も多いかと思いますが、温度差による脳疾患・心疾患は今や交通事故よりも多くなっています。温かい浴室にすることで、ヒートショックを予防することは高齢者がいらっしゃる家庭には重要なポイントになると思います。
そしていよいよUB本体を設置して、給水管・給湯管・排水管を接続し、電気関係の結び、リモコン等の設置・仕上げをすればUBが使えるようになります。実際は、そのあとUB入口のドア枠を設置して、その周りのボード補修をしたあと、洗面室の内装工事をして完了になります。
こうしてざっと流れをご説明しただけでもやらなければいけない工事が、たくさんあります。短い工期を売りにする会社さんは大切な部分を端折っている可能性がありますので、心配な方は工程について質問してみるのも一つだと思います。
築年数によっては、給水管や給湯管が劣化していたり、耐震上問題があったりと、家のリフォームはあくまで「建築」のお仕事です。ホームセンターや電気屋さんでもリフォームの窓口をやっていますが、大切なお家のことなので「安かろう悪かろう」では困ります。殊、建築に関しては「餅は餅屋」「建築は建築会社」というのが安心かと思われます。
石友リフォームサービスでは、営業(全体の窓口)・工事(施工管理)・設計(構造、プランニング)・IC(プランニング・インテリアコーディネート)の4つの専門分野の人間がそれぞれの視点からアドバイスをしてくれます。キッチン、お風呂、洗面、トイレなどの水回りはもちろん、屋根・外壁、耐震、断熱、増改築など大切なお家のこと、何か気になることございましたら、お気軽にご相談ください。
国道16号線沿いの川越ショールームでお待ちいたしております。