リノベーション施工事例

RENOVATION

#050

二世帯住宅

LDK＆家事ラク水回り

区切られた空間を機能的な大空間に

きっかけ・ご要望

二世帯でお住まいのご家族で、水回りを新しくされたいとのことでリフォームが始まりました。茶の間だった部屋が暗いことも懸念されていて、寒さも気にされていました。

築年数	40年	構造	木造	場所	石川県かほく市
費用	1,800万円前後	家族構成	親世帯＋子世帯	工事期間	240日間
工事箇所	LDK、浴室、洗面脱衣所、トイレ、和室、勝手口

築年数	40年
構造	木造
場所	石川県かほく市
費用	1,800万円前後
家族構成	親世帯＋子世帯
工事期間	240日間
工事箇所	LDK、浴室、洗面脱衣所、トイレ、和室、勝手口

シャープな和モダン空間

使い勝手の良いL型キッチンとすぐに配膳可能な位置にダイニングテーブルを配置。リビングは大谷石(※)調のタイルと既存の欄間を掛け合わせてデザインしました。天井の黒いラインがリビングとダイニングキッチンに一体感をもたせてくれています。※大谷石（おおやいし）・・・宇都宮市大谷町付近一帯で採掘される石材で柔らかく加工がしやすいため、外壁や土蔵などの建材として使用されており、現在も壁材などに使用されている

使い勝手バツグンの両面収納

どうしても抜けない構造柱を利用して、吊物入をご提案しました。壁で塞ぐのではなく、後の勝手口付近にも光が届くように上下オープンにして圧迫感もなくしました。

玄関ホールの光をLDKへ

奥様のご希望で、茶の間だった時の暗さを懸念されていて、絶対明るくしたいとのことで、床から天井までのガラスをご提案。空間に似合うフィルムを貼り、ホールからは視線が通らないようにしました。

収納力と機能性を重視したキッチン

大人数のため、キッチンの食洗器だけでは足りないとのことで、元々お持ちだった食器乾燥機もシンク横に配置できるようにしました。沢山の食器が納まるようにトールタイプのカップボードもご提案しました。

お父様の書斎兼用の和室

タタミコーナーではなく、しっかりと仕切れても重くならない障子の建具をご提案。天井高に合わせたので、開けるとLDKと一つの空間に。テレビボードと本棚はA4ファイルが入る寸法でお打ち合わせをしました。窓はテラス窓にしてお庭も眺められる和室にしました。

既存とリフォーム後がうまく融合するホール

奥は既存を残して、赤壁も見えてくるため、天井は黒い質感のあるクロスをご提案。下がり壁には皮付の丸太をあしらい、和の雰囲気も残しながら新旧の融合をさせました。

水はね部分には耐水パネルを

ご家族が多いとお掃除も大変です。水はねしがちな洗面の壁には耐水パネルをご提案し、よく見る正面の壁には奥様がお気入りになられたクロスを貼りました。寒さ対策でウォールヒートもご提案したため、冬でも快適にお風呂を楽しめます。

お掃除ラクラクトイレ

小便器も必要とのことで、間に腰壁を設けました。小便器側には耐水パネルをご提案し、しっかりお掃除できるようにしました。また、床に接しないフロートタイプにすることにより、床もしっかりお掃除できます。

暗くならない工夫

既存の茶の間だった場所が今のリビングということで、どうしても暗くならないようにと、ホールの光がリビングに入るように床から天井までのガラスをはめ込みました。視線が通らないようにフィルムもご提案しました。

POPな家事スペース

二世帯のため、２台の洗濯機がありました。汚れ物を洗うために水栓も設け、その上にも洗剤を置きたいとのことで、３枚の固定棚を設置。色合いも家事が楽しくなるようにとPOPなイメージにされました。

Before

After

リノベーションのポイント

Point. 01

重厚感がある空間

二世帯住宅のため、イメージ的に軽くならずに重厚感、高級感が出るようにコーディネートしました。
照明は暗くならないように配慮し、世代関係なくストレスを感じないようにしました。

Point. 02

収納力UP

納量が既存よりかなり増えているため、スッキリとした空間で過ごすことができます。

Point. 03

細かいご提案も

アイパッド入れのニッチが欲しいとのことで、ソファ近くに設けました。
反対側は階段下のため、奥行きも十分とることができました。
材質もこだわり、羽目板で囲みました。

お客様の声

工事期間も長くなると工事途中で考えも変わり、ピアノの置き場所を変えようと思い、相談してみたところ、
和室を広げるプランを考えてくれて、見積もりや図面、パースを出してくれました。
変更して仕上がった時もとてもうれしかったです。
見た目も明るくなり、雰囲気もとても良く、水回りのポイントで使ったクロスで楽しくなっています。
あと、玄関手摺りの位置は決めていたのですが、大工さんが斜めの方がつかまりやすいんじゃないかと言ってくださったりと、
臨機応変に対応していただきました。