これからの暮らしを見据えたセカンドライフリフォーム

きっかけ・ご要望

家を建ててから年数が経ち、キッチンの老朽化が進んでいたため、1階をリフォームすることになりました。

リフォーム前のお悩みは、台所と居間が壁で仕切られており、台所で家事仕事をしていると孤独感を感じるうえ、TVの音は聞こえても画面が見えない、さらに家事動線が長いこと。また、トイレが狭く、使用していない廊下や勝手口も気になっていました。

以前は日中を家で過ごす時間が少なかったものの、これからはご夫婦で過ごす時間が増えるので、日が入る暖かい住まいをご希望されました。加えて、台所とリビングを繋げて一体型のLDKにしたい、建具を片開きドアから全て片引戸にしたいとご要望も頂きました。

築年数	34年	構造	木造在来工法	場所	福井県福井市
費用	1,500万円前後	家族構成	夫婦2人	工事期間	120日間
工事箇所	1階全面改修

築年数	34年
構造	木造在来工法
場所	福井県福井市
費用	1,500万円前後
家族構成	夫婦2人
工事期間	120日間
工事箇所	1階全面改修

重厚感のある外観

間取り変更にあわせてサッシを入替えました。サッシの外観は人気のブラック色を採用し、家の顔となる玄関ドアは濃い木目調を選定しました。

収納量を増やした廊下

幅200㎝の玄関収納を設置し、靴やレインコートを収納できるようにしました。玄関収納の上に配灯したペンダントライトはリフォーム前に玄関で使用していた照明を再利用しました。

収納力抜群のキッチン

キッチンはLIXILノクト、幅210㎝のカップボードはTOTOミッテを採用しました。特にセンターラインキャビネットが奥様に大好評。センターラインキャビネットは、収納が上下に分かれており、使用頻度の高いものを上に収納することでサッと取り出し・収納できて、とても便利です。

念願の対面キッチンとリビング

壁付けキッチンから奥様念願の対面キッチンに。腰壁のカウンター下に棚を取付、小物やお化粧道具を置くスペースとして活用できます。

思い出の家具を生かしたテレビまわり

TVカウンターの上にはダイケングラビオエッジを施工しました。カウンターの下には嫁入り道具のTVボードを収納し、思い出の家具を新しい形で使用できるようにご提案しました。

モダンな和室

廊下の横にある和室は、ピアノやオカリナ等、奥様が音楽を楽しむお部屋として使用しています。将来的には寝室として利用する予定です。

広く明るいレストルーム

グリーンのポイントクロスが可愛いレストルーム。間取り変更で階段下にトイレを配置し、リフォーム前のトイレより広くなりました。北欧風の内装をご提案し、内窓も施工しました。

大容量の収納スペース

斜めになっている階段下の空間を利用してパントリー収納を造りました。可動棚板を設置したので、収納したいものにあわせて高さを調整できます。

室内サンルームで家事効率アップ

間取り変更で新しく出来た室内サンルームは、天候に左右されず雨の日でも洗濯物が干せるので、とても便利です。家事効率も向上します。

洗面脱衣室を一新

洗面脱衣室の広さは変わっていませんが、洗面化粧台と洗濯機を配置替えしました。洗面化粧台の上の空間を収納スペースとして活用しました。

Before

After

お客様の声

耐震性や断熱性の向上をはじめとした私たちの要望を聞き取って頂きました。

以前は和室と台所という間取りで使いにくかったのですが、広いLDKにしたことで離れて暮らしている息子や娘家族が帰って来てもゆっくりくつろげます。

使用していなかった勝手口を間取り変更で室内サンルームにしたことで、洗濯物が干しやすくなり、洗濯機や洋服を収納するクローゼットが近くにあるので洗う、干す、収納すると動線が短くなりとても便利です。

内装や間取りについてはこちらの要望を伝え、ほとんど提案をしてもらったもので進めました。これから家で過ごす時間が増えるので、TVを見ながらキッチンにたてることやオシャレなLDKで好きなお酒を飲むことが楽しみです。

担当からのコメント

思い出がつまった愛着のある住まいを、これからのご夫婦の暮らしに合わせてリフォームをご提案しました。

【性能（断熱・耐震）】
ご家族が長い時間を過ごす1階は、断熱材を集中的に施工し、効率的に断熱性能を高める「区画断熱」を採用。さらに、窓の面積を小さくすることで断熱性を向上させました。

また、2階への階段には内窓を設置し、耐震性能の向上を図るため、筋交いの補強や制震金物（マモリー）を活用した補強工事を実施しました。

【暮らし（動線・ご夫婦の時間）】
ご夫婦で過ごす「ファミリーゾーン」と、趣味に集中できる「プライベートゾーン」を分け、これからの暮らしをより楽しめるように考えました。

さらに、家事の時短につながる間取りや、将来を見据えたバリアフリー設計も採用。段差を解消し、片開きドアをすべて片引き戸に変更することで、より快適で安心な住まいをご提案しました。