リノベーション施工事例

RENOVATION

#016

セカンドライフ

空間デザイン

断熱・省エネ

デザイン、間取り、性能機能向上で暮らしの質を高めた住まい

2019年TDYリモデルスマイル作品コンテスト入賞

きっかけ・ご要望

築41年で建物や水回りの老朽化が進んでいた住まいに悩みを抱えていました。
床がブカブカするところや雨漏りがひどく、高齢になってきた祖母のため、段差がなく断熱性を高めた住みやすい家にしたい、段差が急な階段を昇りやすくしたい。
７年ほど前からリフォームを計画して、増税を視野に完成見学会を利用して間取りや内装、デザインを見に行きました。
また、祖母の年齢と子供達が社会人となり、これからのセカンドライフを快適に暮らしたいと思いリフォームを決意しました。

築年数	41年	構造	RCパネル工法	場所	石川県かほく市
費用	2,400万円前後	家族構成		工事期間	180日間
工事箇所	1階・2階全面、外壁

築年数	41年
構造	RCパネル工法
場所	石川県かほく市
費用	2,400万円前後
家族構成
工事期間	180日間
工事箇所	1階・2階全面、外壁

つや消しブルーがアクセント L型キッチン

LDKに入ると、つや消しのブルーキッチンが目に飛び込んできます。ブルーのキッチンが調和するように、床や壁、天井、アクセントタイル等の和モダンテイストのコーディネートをご提案しました。

大勢が集える大空間のLDK＋和室

LDKと和室の間にある間仕切りの3枚引き込み戸を開けると、皆が集える広々空間に！ L字型に配置した和室・リビング・DKにいながらも、皆で会話を楽しめるコミニュケーションを考えた間取りをご提案。また、友人、近所に住む兄弟家族、子供達が集まっても、大きな机を並べてゆっくり食事を囲むことができます。

和洋折衷のお洒落な和室

よりお部屋を広く見せるため白を基調とした内装をご提案。天井は竹の異素材、壁にはブルーと赤のタイルを施しお部屋のアクセントウォールに。お祭りやお正月には親戚が集まるため、LDKと和室の建具を収納して大空間が取れる間取りをご提案しました。

大容量収納できるクローゼットを備えた個室

リフォーム前は収納が不足しており、片付けるスペースがなくモノが溢れていました。どこに何を収納するか、モノの置き場所、特等席を決め、収納するものに合わせて幅、奥行きを決めました。ご主人様、奥様、娘様が好きな色のクロスをクローゼットに施工し、まるでブティックのようなクローゼットをご提案しました。

赤色とブルーが映えるレストルーム

アラウーノをご希望のため、赤色の便フタをご提案。床はブルーのフロアタイルと便座の赤色が映える空間に。また、汚れやすい腰回りは清掃性を考慮してパネルを貼り、お掃除やお手入れがしやすいレストルームをご提案しました。

お洒落と収納を兼ね備えた洗面空間

浴室が0.75坪と狭いため、フロートタイプの洗面化粧台を提案。また、ユニットバスのアクセントパネルと化粧台の色を統一し、一体感を持たせました。

断熱仕様の暖かなバスルーム

RC壁式工法の和サッシ入れ替えが容易ではないため、浴室にも内窓をご提案しました。

限られた空間を生かした収納提案

2階は3つのお部屋を確保するため、ロフトを使って収納スペースを確保したり、リフォーム後スッキリ片付くお部屋をご提案しました。

Before

After

リノベーションのポイント

Point. 01

20帖の広々LDK

構造上大きな間取り変更は難しい住まいですが、20帖の広々LDK＋8帖の和室を実現。

Point. 02

断熱と床暖房で性能アップ

断熱はウレタン吹き付け断熱を天井と壁に施し、床はスタイロフォーム断熱材(※)とリビングには床暖房を採し性能アップ。
※スタイロフォームは、発泡スチロールと同じ材質で、住宅で数多く使用している断熱効果が高い建材。

Point. 03

断熱性能を高めるための内窓

構造上サッシの取り替えが容易ではなく、断熱性能を高めるために内窓を採用しました。

お客様の声

友人や知人、地域のお祭りで親戚が集まった時には、和室とLDKを繋げ、広さ２８帖の大空間ができます。
ワイワイとにぎやかに食卓を囲み、その横で小さい孫たちが遊んだり、ピアノを弾いたり、食事を作ったりと同じ空間にいながらも、個々で過ごすことができるリビ充住まいが実現しました。
段差のない住まいで炊事、洗濯と家事仕事がしやすくなり、空いた時間でピアノを弾いたり趣味の時間に活用することができます。

担当からのコメント

断熱はウレタン吹き付け断熱を天井と壁に施し、断熱性能を高めました。広い２０帖のリビングを確保するため、独立していたキッチンとリビングの間にあった廊下を取り込み、構造上抜けない壁はタイルを施し、お部屋のアクセントとしました。
RC壁式構造から天井の高さを確保することが難しいため、白を基調としたクロスでお部屋を広く、明るく見せるご提案をしました。