和室はダイニングキッチンと隣接しており、洋風な明るいイメージとするために、畳の色はベージュの濃淡でコーディネート。
和紙調の明るいクロスを壁に、和室としての落ち着きをプラスする為のグリーンの和紙調クロスを天井にご提案しました。
お打ち合わせ時に見ていただいたカラーイメージパースを気に入っていただき、ご提案を即採用いただけました。
洋風な和室に合うように、お仏間はシンプルな和建具でまとめてあります。

約１０畳の広々とした和室は、お客様が来ても寝泊りできるほどの十分な広さがあります。
畳縁をなくし、建具の色も濃い木目になっているため、すっきりとした落ち着いた和室になっています。

一部を寝室にしたことで、少し狭くなってしまったLDKですが、大きな室内窓を設置したことで圧迫感を軽減することができました。
格子入りのチェッカーガラスの室内窓が、LDK空間のアクセントにもなっています。

天井に変化を加え、空間の広がりを付けました。
天井までのアルミ建具を使い、二間のつながりを作りました。

リフォーム前の客間のお部屋数が足りないこともあり、客間としてもご家族の居間としても、兼用できる空間をつくりました。
リフォーム前は物もあふれ、お庭からの日差しもあまり生かされていなかった空間を、大きな窓を設けながら、断熱性能の高い樹脂サッシへの交換をご提案したことで、明るく暖かい居心地良い客間に生まれ変わりました。
お庭を眺めながら過ごすことができ、客間の趣も生まれました。

床や壁は全体的に明るくまとめて、さわやかな緑色が映えるあたたかなLDKに仕上がりました。
ダイニングテーブルの上のペンダントライトが、ご家族の一家だんらんをやさしく包み込みます。

リビングと繋がった和室は、洋室に生まれ変わり、アクセントクロスで明るい部屋になりました。
困っていた寒さは、内窓を取り付けることによって快適になりました。
畳スペースは下が収納になっているため、便利です。

LDKとつながった和室は、LDKの雰囲気と調和するようなコーディネートを提案いたしました。
クロスはお施主様が内装屋さんであるため、お施主様がコーディネートされました。
床の間のクロスが印象的で、おしゃれなナチュラルモダンな雰囲気になりました。

改築と減築をするにあたり、外壁も一新。
ダークグレーの石目調の窯業系サイディングをご採用いただき、お住まいに重厚感が生まれました。
汚れがつきにくく、色の耐久性の高いサイディングをご提案したことで、これからのメンテナンスにも困らず過ごせます。

サッシの大きさ、位置、身長があまり大きくない奥様でしたので、鍵の位置まで細かくお打ち合わせしました。
洗濯物をたたむカウンターの大きさも、しっかりと体感していただきました。