リフォームで「家事を楽しもう！」キッチンリフォーム①［Vol.973］

こんにちは！
今回は「家事を楽しもう！」キッチン提案をお伝えしたいと思います。

“大きなテーマ”になります。

何回かに分けますので、ご容赦ください。
お付き合いくださると幸いに思います。

キッチンはそもそも何をするところなの？

リフォームに限らず「健康」を大切にして、豊かな生活を送らせていただくことに疑問はないですよね！

「健康」な体は「日常の食事によってつくられる」ことに繋がります。

つまり、キッチンは「家族の健康を管理する」場所になります。
だからとても重要な場所になります。

また、そこから派生することですが、キッチンはコミュニケーションの場所として重要な役目をもっています。

キッチンは
「おいしいものをつくろう！」
「おいしいものをつくって、多くの人に喜んでもらおう！」
といった目的で作業する場所です。

それは、そこに集まる家族、親戚、友人らが一緒に料理を作ることで、親密さが増して作業をしながら胸に秘めたことを
「ポロっとしゃべる」
「悩みを相談する」
など、
お互いに理解を深めて知り合う！場所とも言えて、リビングやダイニングとは違い、コミュニケーションの場として存在感があります！

また、朝昼晩の食事、お弁当の準備、記念日の夕食、自宅パーティ、地域づきあいなど、料理を通じて家族や友人、周りの人々がいろいろな想いを感じて、それが同時に忘れられない味になり
記憶に残ることになります。

例えば、「母の味」となれば、そこに集う人々によって「絆」を強くして、その思いを育む場所なのが「キッチン」になります！

ですので、誰しもが使いやすいキッチンをつくりだすことがリフォームの醍醐味になります！

キッチンの「ワークトライアングル」

キッチンは誰しもが使いやすいキッチンにすることが大事ですが、それは「動きやすいキッチン」につながります！

では「動きやすいキッチン」とは、どんなキッチンでしょうか？

具体的に申し上げると
①コンロ
②シンク
③冷蔵庫
のキッチンの「三種の神器」を中心にして、キッチンの作業が日々行われて、それぞれの所へ移動がスムーズにできるのが大事です！

①コンロ

②シンク

③冷蔵庫

この３つの設備それぞれの中心を結ぶ線のことを
ワークトライアングル
と呼び、日本語でいうと、
「作業の三角形」と言います。

 

この特徴が「３辺の合計数字が、3.6ｍ～6.0ｍ（3,600mm～6,000mm）に収まること」が、動きやすく使いやすいキッチンと言われています。

キッチンにより三角形が変わったとしても、この長さを守れば大丈夫です。

 

「ワークトライアングル」の主な配置！

キッチンの配置は６つのパターンになります。

そのパターンの特徴をご紹介いたします！

（１）Ｉ型

【形状】コンロ・シンク・冷蔵庫＋調理台を１列に並べた形

【良い点】
・比較的低価格である。加えて省スペースで取り付けられる！
・動作が「横」だけになるので、作業しやすい！

【悪い点】
・システムキッチンが長いと、１人の作業が疲れやすい！
・システムキッチンが短いと、調理台、収納スペースが不足がちになる！

【アドバイス・ポイントは？】
・収納スペースは補助的なスペースが必要！
・長さ2.1ｍ～2.7ｍ（2,100mm～2,700ｍｍ）が妥当。主な長さは2.5ｍ（2,550ｍｍ）

 

（２）ＩＩ型

【形状】コンロ・シンク・冷蔵庫＋調理台を２列に並べた形 

【良い点】
・調理台、収納スペースが確保しやすい！
・２人で分担する作業が、効率よくなる！

【悪い点】
シンクとコンロを別な列にしたときに、料理途中で床が濡れやすい！

【アドバイス・ポイントは？】
２列の間隔を１人で作業されるとき、900ｍｍ前後がよく、2人より多いときは900ｍｍ以上が妥当である！

 

（３）Ｌ型

【形状】コンロ・シンク・冷蔵庫＋調理台をＬ字に並べた形

【良い点】
・２人の作業がしやすい！特に調理台が広くとれてよい！
・動線が短い！つまり動きやすい！

【悪い点】
コーナー部がデッドスペースになりやすい！

【アドバイス・ポイントは？】
Ｌ字はコーナーが上手く使えるかどうかがポイント！

 

（４）Ｕ型

【形状】コンロ・シンク・冷蔵庫＋調理台をＵの字に並べた形

【良い点】
・動線が短くて動きやすい！
・Ｕ字の中心にコンロ、両側にシンク、冷蔵庫を配置することで効率的な動線になる！

【悪い点】
・２つのコーナーがデッドスペースになりやすい！
・Ｕの字がその間隔がせまいと、２人より多いときに動きづらい！

【アドバイス・ポイントは？】
Ｕの字の間が900ｍｍ～1,000ｍｍ。
それ以上は無駄な動きになりかねない！

 

（５）ペニンシュラ型（半島型）

【形状】キッチンの一部・全部が半島のように壁から突き出すオープンな形状

【良い点】
オープンタイプはキッチンの奥行きが深いために、調理台・収納スペースも充実していてゆとりがある！

【悪い点】
広いスペースが必要！

【アドバイス・ポイントは？】
ペニンシュラの大きさで、調理台・収納スペースの確保を調整できる！

 

｛６）アイランド型（島型）

【形状】キッチンカウンターの一部が島のような離れている形状

【良い点】
・アイランドを家事・子供用勉強机の代わりに利用できる！
・アイランドは４面使える！そのため大勢で料理が楽しめる！

【悪い点】
アイランドにシンクがある場合、水はね対策が必要不可欠！

【アドバイス・ポイントは？】
大勢でキッチンを使うことで、アイランドの周辺で人の動きやすいスペースが必要！

 

＊アイランド型・応用編

まとめ

今回は「キッチンリフォーム」の１回目になる、
●キッチンとはそもそも・・・
●ワークトライアングル
をお話ししました。

次回は、

〇キッチン「レイアウト」の基本・12パターン
〇キッチンとリビング、ダイニングとの関係性

を予定しております！

石友リフォームサービスでは、みなさんがより楽しもうと思えるようなそんなリフォームを目指しています！
お気軽にご相談にいらしてください。
心よりお待ちしております。