LIXILが開発し、デザイン性や機能性の高さから多くの人が導入しているエコカラット。しかし「エコカラットを玄関に設置したら後悔した」という話しも聞かれます。
本記事では、エコカラットを玄関に取り入れて後悔したというのはなぜなのか、その理由と後悔を防ぐポイントを解説します。エコカラットを取り入れるかどうか悩まれている方は、本記事を参考にしてください。
玄関にエコカラットを取り入れるときに起こりがちな後悔8選
エコカラットを玄関に取り入れて後悔しがちな理由として、以下が挙げられます。
想像していたよりも汚れが目立つ
傷が目立つ
それほど調湿効果が感じられない
ピンやフックを取り付けることができない
予算をオーバーしてしまった
既存のインテリアとの相性があまりよくない
製品選びで失敗してしまった
DIYで施工して失敗してしまった
それぞれ解説します。
想像していたよりも汚れが目立つ
様々なデザインが展開されているエコカラットのなかでも、清潔感のある白を基調としたカラーは人気が高い商品です。しかし、白は汚れが目立つというデメリットがあります。
玄関は外から持ち込まれた汚れがつきやすい場所なので、白いエコカラットを選ぶと、泥汚れや手垢が気になりやすいです。特に、小さな子どもがいる家庭では「取り入れたばかりなのに、すぐに汚れてしまった…」と後悔することが多いようです。
傷が目立つ
玄関にエコカラットを採用した方のうち、傷に関して後悔する方も多いです。この場合も小さな子どもがいる家庭だと、玄関まわりで走り回りながら物をぶつけ、エコカラットに傷がついてしまうことがあります。
後悔しないために、エコカラットを設置する場所や傷をつけない対策などは、しっかりと考えたうえで導入すべきでしょう。合わせて、傷がついた場合に修理する方法も把握しておくとよいです。
それほど調湿効果が感じられない
エコカラットの魅力の一つは調湿効果ですが「思ったよりも効果が感じられない」と後悔する方も少なくありません。
エコカラットがもつ調湿効果をきちんと発揮させるためには、決められた面積を設置する必要があります。推奨されているのは設置する空間の「床面積4分の1以上」です。玄関全体にエコカラットを取り入れないと、効果を十分に実感できない場合もあるので、設置前に必要な面積を確認しておくことが大切です。
ピンやフックを取り付けることができない
エコカラットを取り入れる際に把握していない方が多いのが、市販のピンやフックを取り付けられない点です。
市販されている通常のピンやフックを直接エコカラットに取り付けようとすると、割れたり、破損したりしてしまうことがあります。
実際に「エコカラットにピンを差そうとしたらひびが入ってしまった…」と後悔する声が多く聞かれます。
もし玄関にフックを取り付けて鍵やバッグを掛けたい場合は、あらかじめエコカラットが設置されていない場所にフックをつけるか、他の収納方法を検討するようにしましょう。
予算をオーバーしてしまった
エコカラットはデザイン性や機能性の高さから、一般的な壁材に比べてコストがかかる建材です。
特に、玄関全体や広い範囲にエコカラットを採用しようとすると、当初予定していた予算を大幅に超えてしまうことがよくあります。加えて、エコカラットを設置する際には、施工費用も発生するため、思った以上に費用がかさむ場合があるのです。
予算内で導入できるよう、事前に設置する面積や費用をしっかりと計算し、計画を立てることが重要です。また、費用を抑えるために、アクセントとして一部分に取り入れるのも一つの選択肢でしょう。ただし取り入れる面積によっては十分な調湿効果が得られないこともあるので、後悔しないようにしっかりと検討するようにしてください。
既存のインテリアとの相性があまりよくない
エコカラットはデザイン性が高く、玄関をおしゃれな雰囲気に変貌させられます。しかし、既存のインテリアとの相性を考えずに導入してしまうと、玄関の印象がちぐはぐになってしまうことがあります。
例えば、モダンな既存のインテリアに対して、エコカラットが華やかすぎるデザインだったり、ナチュラルな雰囲気にモダンなエコカラットを選んでしまうと、全体的に統一感がなくなってしまいます。
エコカラットを取り入れる際は、全体のバランスを考え、壁だけが浮かないように注意しましょう。
製品選びで失敗してしまった
エコカラットは種類が豊富で、カラーやデザインのバリエーションの多さも人気である理由の一つです。しかし、その分「他のエコカラットにしとけばよかった」という後悔もよく聞かれます。
例えば、見た目重視で汚れが目立ちやすい素材や色を選んでしまったり、玄関の雰囲気に合わないデザインを選んでしまったりするケースがあります。
また、実際に設置してみると、思っていた色合いや質感が違うと感じることもあります。
エコカラットを選ぶ際は、デザインだけでなく、実用性も考慮することが大切です。サンプルを取り寄せて確認したり、実際に設置されている事例を参考にしたりして、後悔のないようにエコカラットを選びましょう。
DIYで施工して失敗してしまった
エコカラットには、DIYで施工できるタイプもありますが、決して難易度が低いわけではありません。
DIY初心者や経験が浅い方にとっては、壁にまっすぐ貼り付けるのは難しく、隙間ができてしまうこともあります。仮に綺麗にできたとしても、仕上がりがプロの施工と比べてどうしても劣ってしまうことが多いと言えるでしょう。
エコカラットの設置は、基本的にDIYで行わず、専門家に依頼するのがオススメです。
玄関にエコカラットを取り入れるときの後悔はどう防ぐ?3つのポイントを解説
エコカラットを取り入れる際に後悔しないためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
人気の製品を選ぶ
エコカラットの特徴をきちんと理解する
エコカラットを取り入れたリフォームの実績が豊富な業者に相談する
それぞれ解説します。
人気の製品を選ぶ
出典:LIXILビジネス情報「エコカラットプラス ストーングレース 606×303角平 ECP-630/STG3N」
後悔を避けるなら、すでに多くの人が導入している人気の製品を選ぶと安心です。
多くの方が使用して満足している製品であれば、デザインや機能面での後悔も少なく、安心して取り入れられるはずです。また、人気の製品は口コミやレビューも多い傾向があるので、実際に使用した人の感想を参考にすれば、より後悔の少ないエコカラットを選ぶことができます。
エコカラットの特徴をきちんと理解する
エコカラットを取り入れる際には、特徴や機能をきちんと理解しておくことが大切です。
調湿効果や消臭効果が期待できるエコカラットですが、正しく使用しなければ十分な効果を感じられない場合もあります。
先述したように、調湿効果を得るには、決められた面積分のエコカラットを取り入れる必要があります。さらに、玄関のような汚れやすい場所では、汚れが目立ちやすい色やデザインを選んでしまうと後悔することになります。また、エコカラットは高価な建材なので、広い範囲に取り入れると予算オーバーになりやすいという特徴があります。
このような特徴や後悔しやすいポイントを、あらかじめ把握しておくことで、後悔せずにエコカラットを取り入れられるでしょう。
エコカラットを取り入れたリフォームの実績が豊富な業者に相談する
エコカラットを玄関に取り入れる際に、後悔を避けるのなら、信頼できる業者に相談することが大切です。
エコカラットの施工実績が豊富な業者であればDIYで失敗することがなくなり、エコカラットの製品選びから推奨される設置面積など、専門家の視点でアドバイスをもらえます。
また、リフォームに関して不安がある場合に相談できるのもメリットです。リフォームの実績が豊富な業者に相談し、見積もりなどを含めてリフォーム計画を進めることで、後悔なくエコカラットを取り入れられるでしょう。
まとめ
玄関にエコカラットを取り入れる際は、エコカラットの特徴をきちんと理解して選ぶことが大切です。特徴を理解しても「いまいち、どのエコカラットを選べばいいか分からない」という方は、人気の製品を選ぶか、エコカラットのリフォーム実績が豊富な業者に依頼しましょう。
とくにリフォーム実績が豊富な業者に依頼すれば、エコカラット選びや予算に合ったリフォームの提案などをサポートしてもらえます。エコカラットの導入を検討している方は、ぜひリフォーム実績が豊富で信頼のできる業者に相談しましょう。
石友リフォームサービスは「エコカラット」を扱っております。お近くの店舗にお気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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