リフォームコラム

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耐震診断の必要性について 川越店より[Vol.125]
耐震・断熱
2019.02.19

耐震診断の必要性について 川越店より[Vol.125]

3・11が近くなると、東日本大震災を思い出すのは私だけでしょうか?
石友リフォームサービス川越店です。


耐震 リフォーム 東日本大震災

耐震 リフォーム 東日本大震災

8年前、私は耐震診断の実績が埼玉県で1番多い某M社に勤務していました。
同じ業態(リフォーム)でしたので、通常のリフォームの傍ら依頼があれば無料耐震診断を行っていました。


2011年3月11日はたまたま、次の日から耐震補強予定のお客様宅へ最終の打合せに行く途中に地震がありました。


まず頭をよぎったのは「お客様の家大丈夫かな?」でした。


耐震診断の結果が悪く、補強しなければ、大地震により倒壊する可能性が高い、不安な家…。
ほどなくお客様の家に着いた時には、近所の人もみんな、家の外に出ていて、ざわついていました。
多少の破損はあったものの、倒壊していなかったのでホッとしました。


交通や流通の乱れ、不安定な電力供給、ガソリンスタンドの混雑等、仕事を進めるうえで
厳しい環境の中でしたが、予定通り着工しました。


その後、地震の影響で耐震診断の依頼が殺到し、1日に3件診断しなければいけない過密スケジュールで他の業務に手が回らないほど忙しくなりました。


忙しくなった業務のさなか、ずっと気がかりなことが一つありました。
震災の被害の多かった、宮城県の松島に住んでいた旧友のAさんの安否です。
Aさんとは若いころ、乗馬クラブのインストラクターとして一緒に勤務していて、音楽が好きだったので一緒にスタジオに入り、バンドの練習をしていた仲でした。


当時三重県の事業所にいたのですが、私は転勤で埼玉に、Aさんも転勤で宮城県に行くことになり、バラバラになっていました。


Aさんの安否は気になりつつも、連絡して嫌な情報が入るのも怖く、数日間モヤモヤしていたのを今でもよく憶えています。


3日くらいして、覚悟を決め連絡した時には連絡がつかなかったのですが、数日後折り返しがあり、Aさん家族は奇跡的に無事だったことを知り涙しました。
Aさんとはたまたま、社員旅行で行った松島で20年ぶりに感動の再会をしたのですが、ハゲてました(笑)


これから3月11日に向けて、TVでも特番が組まれ、地震報道が増える時期ですが、
何年たっても同じことを毎年思い出しています。


地震報道が増えると「うちは大丈夫かな?」「耐震診断した方がいいかな?」など関心が高まることかと思います。
耐震に絡んだ年号で大きなポイントとなる年号が2つあります。


(1)1981年(昭和56年)
(2)2000年(平成12年)


1981年は有名ですが、建築基準法の耐震基準が大きく変わった年。
それ以前の建物は旧耐震基準と呼ばれ、基準を満たす耐震補強をすると自治体から補助金がもらえる可能性のある建物。


1981年から2000年以前の建物は新耐震基準と呼ばれ、実はグレーゾーンの耐震基準で建てられた建物。


2000年以降の建物は阪神淡路大震災の教訓をもとに設定された、現行の建築基準法で建てられた建物ということになっています。


ご自宅がどの年代に建てられたものかを確認して、不安があるようであれば耐震診断を依頼してみるのもいいかと思います。

耐震 リフォーム 耐震基準

石友リフォームサービスでも無料で耐震診断を行っていますので、リフォームに併せて相談してみるのも一つだと思います。


「30年以内に大地震が起こる可能性が70%」と言われ始めてもう何年も経っています。


耐震診断~耐震補強は「転ばぬ先の杖」一日24時間として、3分の1ほどの8時間以上を過ごす自宅。地震による倒壊で家族が命を落とさないように、今出来る事をご家族の皆さんで考える時期なのかもしれません。


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石友リフォームサービス川越店
埼玉県川越市脇田新町7-3
TEL:0120-495-905(通話無料)
関越自動車道、川越インターチェンジ を川越駅方面へ進み、
2個目の信号の「和食さと」さんの向かい。
国道16号線沿いで青と赤の看板が目印になります。
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