リフォームコラム

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増築を考えている方へのご案内です。羽咋店より[Vol.624]
二世帯・増築
2022.03.11

増築を考えている方へのご案内です。羽咋店より[Vol.624]

こんにちは。
羽咋店 設計の石垣です。
石川県羽咋市にございます石友リフォームサービス羽咋店よりお送り致します。


長かった冬も終わり、これから暖かくなり工事がしやすい時期になってきました。
そんな中、これら家の増築を考えている方に『増築のポイント』についてのご説明します。


増築にはいくつかの方法があります。

増築の方法

ポイントは7つです。


1.容積率(敷地面積に対する延床面積)の上限に注意。
2.建ペイ率(敷地面積に対する建物面積)の上限に注意。
3.建築物の高さに注意。
4.建築確認申請が必要な場合がある。
5.構造計画の検討。
6.スケジュールの検討。
7.工事中の生活について。


1.容積率とは『敷地面積に対する延床面積』を言い各市町村で決められた用途地域ごとに容積率の上限が決まっています。この上限をを超えて建設することができません。

容積率

2.建ペイ率とは(敷地面積に対する建物面積)を言い各市町村で決められた用途地域ごとに建ぺい率の上限が決まっています。この上限をを超えて建設することができません。

建ぺい率

3.増築する建物の高さに注意が必要です。敷地には道路境界線、隣地境界線、北側隣地境界線などの斜線制限が有り、これを超える高さで建設することができません。

高さの制限

4.建築確認申請が必要となる増築があります。
・増築部分の延床面積の合計が10㎡(約畳6帖位)を超えて建てる場合には建築確認申請が必要となります。また過去に許可なく増築した部分も含まれますの注意が必要です。
(既存カーポートや物置なども面積に含まれる場合があるので御相談が必要です。)
・防火・準防火地域は延床面積に関わらず増築する場合は建築確認申請が必要です。


5.構造計画の検討には以下の既存建物についての調査が必要です。
・建築年数の確認が必要です。(今の建築基準法との確認が必要です。)
・過去に増築が行われていないか?(建ぺい率や容積率の確認が必要です。)
・既存建物の建築確認申請・建築検査済書があるか確認が必要です。(増築の建築確認申請の際に必要となります。)
・増築部分の既存屋根との取合い部分の確認が必要です。
・増築する上で既存部分の構造種別が木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造のどれなのか知ることが必要です。
・既存建物の構造(筋かい、基礎等)と増築部分の構造を含めてた構造計算の検討が必要です。


※現地調査により既存建物の構造の確認や既存図面・建築確認申請を確認した上で、増築規模、位置などを検討していきます。


6.完成から逆算してスケジュールを検討することが大事です。
・着工から工事完了までの時期(いつ工事に入れるのか?)
・契約前のプラン、見積金額の検討期間
・契約後の仕様打ち合せ(仕様材料、色の確認等)
・建築確認申請期間(申請が必要な場合)・・・確認申請が済んだ後でないと着工できません。また工事完了後にも検査があり検査完了後でないと使用することは出来ません。
・工事期間(解体、増築、改修)


7.工事中の生活について、水回りのキッチン・ユニットバス・トイレ等の使用の検討が必要です。
・仮設キッチン・ユニットバス・トイレの検討又は既存水回り品を仮設として利用する
・増築部分に水回りの計画をして増築後に既存部分の水回りを改修する
・仮住まいを検討する。(住みながらの工事より工期は短くなります。)


以上について増築は一般のリフォームとは違い時間も掛かり、専門的な知識も必要となるため気軽に石友リフォームサービスにご相談下さい。
宜しくお願い致します。


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石友リフォームサービス羽咋店
石川県羽咋市太田町ヘ69-1
TEL:0120-700-659(通話無料)
マックスバリューの斜め向かいに見えます!!
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