住宅の庭は、より豊かなライフスタイルを送る上で欠かせない空間の一つです。
ただ、「雑草が伸びっぱなしでほとんど使っていない」「物置としてしか使っていない」など、有効活用できていないお宅も少なくありません。
そんな庭を魅力的な空間に作り変えるのが、庭のリフォーム工事です。
この記事では、実際に庭のリフォームを行ったお宅の事例を交えながら、庭のリフォーム工事についてご紹介します。庭リフォームでできることや費用相場、失敗を避けるために押さえておくべきポイントなどについて詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
庭リフォームでできることと費用相場
庭リフォームでできることと、それぞれのリフォーム工事にかかる費用の相場は以下のとおりです。
それぞれのリフォーム工事について詳しくご紹介します。
荒れた庭の整地
芝生やウッドデッキの設置は庭のリフォーム工事の中でも特に人気が高く、実施したいと考えている方も多いかと思います。ただ、長年放置されている庭は荒れてしまっている可能性が高く、そのままの状態では芝生やウッドデッキを設置することはできません。
そこで必要になるのが、庭の整地です。
庭の整地工事では、土を耕しながら雑草を取り除き、土壌を整えていきます。
荒れた庭を整地する際の費用相場は一式18,000円~となっています。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/column/details_461.html
見た目が良くなるのはもちろん、雑草対策や防犯対策にもなるのが砂利の設置です。
砂利の設置工事では、転圧作業によって土台を平らにして防草シートを敷き、その上から砂利を設置していきます。
砂利を設置する際の費用相場は砂利の種類によって異なりますが、1㎡あたり3,000~15,000円がおおよその費用相場となっています。
芝生の設置
住宅の庭のリフォーム工事の中でも特に人気が高いのが、芝生の設置工事です。
住宅の庭に設置する芝には天然芝と人工芝がありますが、天然芝の方が安く、人工芝の方が割高になりやすい傾向にあります。ただ、人工芝はメンテナンスに手間がかからないというメリットがあるので、メリット・デメリットを比較しながらどちらを採用するか決めるようにしましょう。
芝の設置にかかる費用の相場は、1㎡あたり5,000~15,000円ほどとなっています。
タイルの設置
耐久性が高く、高級感も演出できる庭のリフォーム工事として人気なのがタイルの設置です。
タイルには雨の日に滑りやすくなるというデメリットがありますが、最近は滑りにくい加工が施された製品も出てきているので、そういったタイルを用いることでタイルならではのデメリットをカバーできるようになっています。
タイルの設置工事を業者に依頼する場合の費用相場は、1㎡あたり18,000円~になります。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_315.html
庭のリフォーム工事の中でも特に人気が高いのが、ウッドデッキの設置工事です。
ウッドデッキを設置する際の費用相場は1㎡あたり30,000円〜となっています。ただ、ウッドデッキの費用相場は既製品を設置するかオーダーメイドで制作してもらうかによって大きく異なりますし、用いる素材によっても差が出ます。
ウッドデッキの設置は高額になりやすいので、正確な費用が知りたい場合は業者に見積もりの作成を依頼するようにしましょう。
ガーデニングスペースの設置
「ガーデニングが好き」「ガーデニングを始めてみたい」という方におすすめなのが、ガーデニングスペースの設置工事です。
ガーデニング専用のスペースを設けることで庭を有効活用できるようになりますし、華やかさを演出できるようにもなります。
ガーデニングスペースの設置にかかる費用はどういったガーデニングスペースを設けるかによって異なるため一概に言い切ることはできませんが、20〜30万円ほどで設置できるケースが多くなっています。
サンルームの設置
天候に左右されることなくリラックスできるスペースとして人気のサンルーム。
悪天候による影響を受けないため天気が悪い日に洗濯物を干す場所としても重宝するサンルームですが、サンルームの設置は高額になりやすく、30〜100万円ほどかかります。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/case/details_404.html
造園リフォームは、荒れたまま放置されている庭を綺麗に整地し、芝生の設置や花壇の設置などによって庭として活用できる状態にする、庭全体のリフォームです。
造園リフォームは規模によって費用が大きく異なり、小規模なものであれば30〜70万円ほどで行えますが、大掛かりなものになると100万円以上になることもあります。
目隠しフェンスの設置
庭の周りに目隠しとなる壁や垣根がなかったり、壁や垣根があっても高さが十分でなかったりすると、外から住宅の中が丸見えになってしまいます。その問題を解決してくれるのが、目隠しフェンスの設置工事です。
目隠しフェンスの設置にかかる費用の相場は、製品の価格が1㎡あたり15,000~40,000円、施工費用が1㎡あたり3,000〜5,000円ほどとなっています。
自分で庭をリフォームするメリット・デメリット
庭のリフォームを検討されている方の中には、「簡単なリフォームであれば自分でもできるのでは?」と考えている方もいるかと思います。
確かに業者に依頼せずにDIYで庭をリフォームすることは可能ですが、DIYでの庭リフォームにはメリットだけでなくデメリットもあるため、メリットとデメリットを比較した上で対応するかどうか決めるようにしましょう。
自分で庭をリフォームするメリットとしては、
●費用を節約できる
●マイペースで進められる
●業者との打ち合わせが必要なくなる
などがあげられます。
一方、デメリットとしては、
●施行に失敗してしまう可能性がある
●思い通りに施行できない可能性が高い
などがあげられます。
庭リフォームは住宅内部のリフォームとは異なる知識や技術が求められるため、庭のリフォームを行った経験のない方がDIYでおこなおうとするのはあまりおすすめできません。確かに「費用を節約できる」「思い通りに進められる」といったならではのメリットもありますが、失敗してしまい、改めて業者に依頼することになるケースも少なくありません。
失敗したくないのであれば、自分で対応しようとするのではなく業者に依頼するようにしましょう。
庭リフォームでの失敗を避けるために押さえておきたい3つのポイント
庭リフォームでの失敗を避けるためには、
●庭でやりたいことを明確にしておく
●メンテナンスの手間についても考慮する
●庭リフォームを得意としている業者や施工事例が豊富な業者に依頼する
などのポイントを押さえながらリフォームを進めていくことが大切です。
それぞれのポイントについて解説していきます。
庭でやりたいことを明確にしておく
これはリフォーム全般に言えることがですが、リフォームでの失敗を避けるためには、事前にやりたいことを明確にしておくことが大切です。
「庭のリフォームに失敗してしまった…」と後悔している方の多くが、やりたいことが明確にできていないことが原因で失敗しています。やりたいことが明確になっていないとリフォーム後のイメージも明確にならず、リフォームが完了した後で「イメージしていたのと違う・・・」となってしまいかねません。
そうならないためにも、「庭リフォームでできることと費用相場」の見出しで紹介した庭リフォームでできることを参考にしながら、やりたいことを明確にした上でリフォームを進めるようにしましょう。
メンテナンスの手間についても考慮する
庭のリフォームを行う場合、メンテナンスの手間についても考慮しなくてはいけません。
例えば、ウッドデッキの設置は非常に人気の高い庭リフォームの一つですが、住宅の外に設置するという性質上、常に直射日光や風雨にさらされることになるため、どうしても劣化してしまいます。土台が劣化すると思わぬ事故につながってしまいかねないので、劣化の度合いを定期的にチェックし、必要であれば補強や交換などのメンテナンスをおこなわなくてはいけません。
芝生やタイルなど、その他のリフォームについても同様です。
メンテナンスの頻度は実施するリフォームや住環境によって異なりますが、定期的にメンテナンスを行う必要があるということを覚えておくようにしてください。
庭リフォームを得意としている業者や施工事例が豊富な業者に依頼する
庭リフォームは、一般的な住宅リフォームとは異なるタイプのリフォーム工事です。すべてのリフォーム業者が庭のリフォームに対応しているわけではありませんし、得意としているわけでもありません。
また、庭リフォームを行ってはいるものの、それほど実績のない業者もあります。
庭リフォームの施工実績が少ない業者は、どうしても技術力や提案力で見劣りしてしまうので、庭リフォームを得意としている業者や施工実績・施工事例が豊富な業者に依頼するようにしましょう。
富山での庭リフォームや外構工事の施工事例をご紹介
庭リフォームで失敗してしまわないためにはやりたいことのイメージを明確にすることが重要だと紹介してきました。
そこで、庭リフォームでやりたいことのイメージがより明確になるよう、石友リフォームサービスでの庭リフォームの施工事例の中から参考になりそうなものをいくつかピックアップしてみました。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/s_works/2.html
こちらは築24年の住宅をライフスタイルに合わせてリフォームした方の事例です。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/s_works/2.html
老朽化してしまっていた水回りのリフォームにともない、暗くて風通しの悪かったLDKも大きく作り変え、そのLDKの先にウッドデッキを設けました。
リビングに隣接する形でウッドデッキを設置しているため、部屋が広く感じられるというメリットもあります。
また、ウッドデッキのそばにスローブを設け、車椅子で生活しているおばあさまがリビングからも出入りできるようにしています。
豊かなライフスタイルの実現と実用性を兼ね備えた庭リフォームの事例です。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/s_works/7.html
こちらは、築40年になる住宅の二世帯リフォームの事例です。
LDKの移動にともない、LDKに隣接する形でウッドデッキを設置しました。
家族仲がいいということもあってこれまでも庭でバーベキューをおこなったりしていたそうですが、どうも使い勝手が悪く、準備が大変だったと言います。
そこで広めのウッドデッキを設置し、仲良し家族が集える場所を設けました。ウッドデッキはリビングからフラットにつながっていることでスムーズに行き来できるため、第2のリビングのようになっているそうです。
出典:https://www.ishitomo-reform.co.jp/s_works/34.html
こちらは、築45年になる住宅のサステナブルリフォームの事例です。
「新築と同じように、長い間、快適に安心して暮らしたい」とのご要望を受け、災害に強く、電気を買わないサステナブルな多世帯住宅化リフォームを提案・施行させていただきました。
ただ省エネ住宅を実現するだけでなく、「家族が集える空間」を意識し、庭にはウッドデッキを設けています。ダイニングから一体的に活用できるようウッドデッキを配置したことで空間に広がりがうまれ、広く感じられます。
週末には、庭を眺めながらウッドデッキでバーベキューを楽しまれているそうです。
施工事例一覧はこちら
<まとめ>
庭を有効活用できるようになると、住宅がより素敵で快適な空間になります。
もし、
「庭はあるけど雑草が伸びっぱなしになっている」
「イマイチ有効活用できていない気がする」
と感じているのであれば、庭をリフォームし、最大限活用するべきです。
庭に芝生をひいてお子さんやペットとの時間を楽しむのもおすすめですし、ウッドデッキを設置して週末に家族でバーベキューを実施して団らんするのもおすすめです。
庭リフォームで実現できることはたくさんありますので、ぜひ当社「石友リフォームサービス」にお任せください。
当社はリフォーム実績が70,000件と北陸地方でのリフォームに強い業者で、施工事例として紹介させてもらったとおり庭リフォームに関する実績も豊富です。
実際に庭のリフォームをおこなったお客様からも好評いただいており、みなさま快適に過ごせる庭のあるライフスタイルを満喫されています。
庭リフォームを検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。