朝、家族と洗面台を使う時間が重なって、思うように身支度できずストレスを感じていませんか?洗面台がダブルボウルであれば、2人ずつ使えるのでストレスを感じることなく身支度できます。
本記事では、洗面台をダブルボウルにするメリット・デメリットを中心に解説します。リフォームで洗面台にダブルボウルの設置を検討している方はぜひ参考にしてください。
洗面台をダブルボウルにするメリットは次の2つです。
●洗面台での渋滞を緩和できる
●ホテルライクのおしゃれな空間を演出できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ファミリー世帯など、一緒に住む家族が多い場合、朝に洗面台を使う時間帯が重なりやすいです。朝は時間に余裕がないことが多く、急いでいるのに身支度が進まないとストレスに感じてしまいます。
そこで洗面台をダブルボウルにすると、これまで一度に1人しか使えなかった洗面台が、2人ずつ使えるようになります。洗面所の混雑が解消され一人一人が限られた時間の中でゆとりを持って身支度を整えられます。
洗面台をダブルボウルにすると、住宅の洗面所が、高級ホテルのような非日常的な空間になります。それぞれの洗面ボウルは組み合わせが自由なので、それぞれカラーを変えるなど遊び心を入れるとおしゃれになるでしょう。
生活感が出てしまいがちな洗面所をおしゃれな空間に変えられるのは、ダブルボウルの洗面台ならではのメリットです。
洗面台をダブルボウルにするのはメリットだけはでなく、次の3つのデメリットもあります。
●価格が高い
●ある程度の広さが必要
●掃除に手間がかかる
デメリットを把握したうえで、洗面台をダブルボウルにするかよく検討しましょう。
ダブルボウルの洗面台を採用する場合、洗面ボウルを2つ用意する必要が出てくるため通常よりもコストがかかります。
また、採用する製品にもよりますが、水栓設備を2つ設置できるようなワイドタイプのものだと一般的な洗面ボウルより単価が高い傾向にあります。
できるだけ安く洗面ボウルを設置するために、次のような方法があります。
●洗面ボウルの下の収納をなくす
●既製洗面台を採用する
●安いメーカーの洗面台を採用する
有名メーカーが販売しているものや、オーダーメイドの造作洗面台、収納つきの洗面ボウルは価格が高くなりがちです。できるだけ安く洗面ボウルを設置したい方は、上記3つの方法を検討してみるとよいでしょう。
洗面台をダブルボウルにする場合、ある程度の広さが必要になります。狭い洗面所にダブルボウルを無理やり導入してしまうと、逆に使いづらくなってしまう可能性が高いです。混雑しないように設置した結果「2人並ぶと使いづらいから結局1人ずつ使う」となれば本末転倒です。
そこからリフォームするとなれば、洗面所の拡張や大幅な間取りの変更が必要になるため、費用と時間がさらに必要となります。そうならないように、あらかじめ事前に計画を立てておくことが重要です。
通常、洗面ボウル1つのところをダブルボウルにしたり、ワイドタイプのボウルを採用したりすると、普段のメンテナンスに手間がかかるようになります。
掃除が苦にならない人であれば、デメリットとはならないかもしれませんが、掃除が嫌いな方にとっては大きなデメリットになるでしょう。そういった方は、清掃性が良い洗面ボウルを採用すると、負担を減らすことができます。
日常生活の利便性を取って多少の手間を許容するか、日常生活の不便さを受け入れて手間がかからないようにするかを考えてみましょう。
ダブルボウルの洗面台には2つの種類があります。洗面ボウルを2つ並べて設置する方法とワイドな洗面ボウルに水栓設備を2つ設置する方法です。どちらにもメリット・デメリットがあるため、家族のスタイルに合う方を選ぶとよいでしょう。
それでは、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
洗面台をダブルボウルにするときの方法として一般的なのは、洗面ボウルを2つ並べて設置する方法です。この方法は、洗面所のスペースに応じて、洗面台の幅や洗面ボウル同士の間隔を調整できます。
用途に応じて、片方を深い洗面ボウルにして、片方を幅の広いボウルにするといった方法があります。洗面ボウルの組み合わせも自由に決められるので、多くの人に人気の設置方法です。また、洗面ボウルが2つあるため、利便性が非常に高いです。1人で1つの洗面ボウルを使うことができるので、ストレスを感じずに身支度を行うことができます。
しかし、洗面ボウル同士の間隔を空けて使いやすくするには、ある程度のスペースを確保しておく必要があります。間取りを計画するときに、他のスペースも考慮に入れて十分検討してください。
幅1,000mmを超えるワイドタイプの洗面ボウルに、水栓設備を2つ設けるという方法もあります。洗面ボウルを2つ並べて設置するよりも、ワイドタイプの洗面ボウルを1つ設置した方が、見た目がスッキリした印象になります。
ワイドタイプの洗面ボウルを設置する場合は、大人2人並ぶことを考慮に入れて、最低でも幅1,200mm以上はあった方が使いやすいです。
洗面台をダブルボウルにするかどうかを検討するときに、よく比較されるのがセカンド洗面台です。セカンド洗面台は、住宅内にあるもう1つの洗面スペースです。
セカンド洗面台は完全に洗面所を分けることができるので、よりプライベートな空間として利用しやすいのが最大のメリットです。
しかしセカンド洗面台は別に設置場所が必要になる上、スペースを確保しづらいことが多く、かなり手狭な空間になりがちです。そのため、ダブルボウルがおすすめです。
ダブルボウルの洗面台は、家族が多いファミリー世帯にとっては非常に魅力的です。朝の混雑時間にストレスなく身支度ができるようになるので、前向きに検討することをおすすめします。
一方で、スペース確保の仕方を誤ってしまうと、使い勝手の悪い洗面台になってしまう可能性があります。
そういった失敗を避け、利便性の高い空間にするためには知識やノウハウが必要です。依頼する際はダブルボウルの洗面台のリフォーム実績が豊富なリフォーム業者に依頼するべきだと言えます。また、実績の確認以外にも、SNSを活用した評判・口コミのリサーチも合わせて行うとよいです。依頼する前にきちんとリフォーム会社を見極めることが重要になります。
洗面台をダブルボウルにすると、洗面台での渋滞を緩和できたり、ホテルライクのおしゃれな空間を演出できたりするメリットがあります。一方、価格の高さやスペース確保の必要性、掃除の手間といったデメリットもあります。こういったメリット・デメリットを把握したうえで、よく検討してみましょう。
もし、ダブルボウルを検討する中で、何か分からないことや気になることがあれば、富山・石川エリアで豊富な実績を持った、石友リフォームサービスにいつでもご相談ください。