屋根と外壁の老朽化が進行しており、古い瓦は葺き替え、外壁は腐食塗装を行い耐久性を向上させました。

春から小学生のお子様のため、半分を学習コーナーに。
いずれ不要になった際は、可動棚を入れ替えて通常の収納になります。

ユーティリティには洗面台、洗濯機、物干しがあり、洋服を掛ける収納も備え付けました。
またユーティリティの隣りにウォークインクローゼットを配置したことで、「一回一回遠くのクローゼットのある部屋に持っていく」という動作がなくなり、かなりの時短になりました。

白を基調とした玄関ですが、絵画を飾る部分の壁はあえて色をつけて絵画をより一層引き立てるようにしました。
スポットライトに照らされた絵画に、思わず目が引き寄せられます。

お施主様が空間のイメージを持っていらっしゃったため、そのイメージを作り上げていき、イメージに合う玄関を選びました。
合板仕上げと濃い木目調の玄関がピッタリ合っています。

８人家族の靴、コート等が収まる大容量のシューズクロークを配置。
玄関はお客様がいらしゃった際に隠せるように、建具で仕切りを作っています。

以前は壁の劣化が気になる和室でしたが、２間を１部屋にし、洋室のリビング・ダイニングとしました。
建具も採光ガラス入りの物にしたことで、光が入り、広々とした明るいLDKとなりました。
イメージを持っていただくためにパースを作成し、ご提案しました。

おじい様の障子を玄関収納の扉に再利用。
出入りのしやすいよう、造作の式台や手摺りを設けました。

既存欄間を玄関ドアを開いた目の前の壁にデザインしました。
欄間を付けるだけではなく、和室の天井に使われていた桜の皮付丸太を欄間の横に施工し、アクセントでクロスも変えたため、奥様のご趣味のジグソーパズルも飾れる壁面になりました。

既存の柱を活用して一つの部屋をゾーン分けすることで、窮屈感もなくコンパクトにまとまったLDKとなっています。