こんにちは!
今回は「お家×便利な住宅設備!」「バリアフリー商品」の第2回目をお送りします。
バリアフリーは、バリア(障害)をフリー(取り除く)と前回お話しました。
年を取らない人はいませんよね。
老いは必ず誰でもやってきます。
最近は「人生100年時代」とも言われて、長生きを「リスク」と捉える風潮もあります。
でも1日でも長く生きられるなんて、素晴らしいですよね!
長生きが「リスク」になるか「幸福」になるかは、備えが足りているかどうかにかかっています。
備えには、個人の力ではどうにもならない社会的なものもあるかもしれません。
しかし、どうにかできるものもたくさんあります!
今回は、そのなかで「床段差の解消」「収納を手の届く高さに設定」についてお話しようと思います!
昔のドアは、床に「沓摺」と呼ばれる1~2cmの高さの段差がありました。
この程度の段差は健常なときには何も意識しませんが、ケガや障害などが原因となり、摺り足で歩くようになると、これが引っ掛かりやすい段差になります!
*洋室の「段差」
*和室の「段差」
トイレや和室にも何センチかの段差がある場合もありますが、いずれにしても床のリフォームを行うついでに段差をなくすことができます。
段差を乗り越える、という動作は必ずしも悪いことではなく、体力を維持するためには、むしろ段差はあった方がいいという考えもあります!
ただし、何センチかのわずかな段差は歩行中の転倒の原因となりやすいため、リフォームの際にできるだけ解消しておくと良いでしょう。
*和室の「床段差の解消」
*トイレの「床段差の解消」
*ユニットバスの「床段差の解消」
これから収納を考えるなら、高さに配慮したいところです。
というのも、70代頃から腕の可動域が狭くなり、吊戸などの高所は荷物の出し入れが大変な作業になってしまいます。
また床下収納も出し入れの姿勢は腰などに負担が大きく、つらくなります。収納は高さが重要で、上限が目の高さ、下限が膝の高さを目安におさめていくと、長く便利に使い続けることができます。
*吊戸は高すぎる!
*床下収納は低すぎる!
*手が届くのがBEST!
吊戸を撤去すれば天井面が広く見えるため、お部屋全体も広く感じられるようになります。リフォームは断捨離のチャンスです。
この際思い切って不要なものを処分して、コンパクトな収納に変えるのも良いかもしれません。
今回は、安心した老後を迎えるためにやった方が良いリフォームとしてバリアフリーの「床段差の解消」と「収納を手の届く高さに設定」についてお話しました。
以前、床段差は気になりませんでした。
年齢を重ねるにつれ、思わぬときにつまずくことがあります。
例えばこれが、この先の身体が衰えてくると、その躓きも回数が増して来るだろうと想像できます!
収納の高さのことも同様です。
「備えあれば患いなし」と言われる通り、事前の準備が肝心なことかと思います!
石友リフォームサービスでは、床段差や収納の高さについて、解決に向けてアドバイスさせていただいております。
お気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。