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エコキュートは入浴剤を使っても大丈夫?使用する場合の4つの注意点を合わせて紹介[Vol.1017]
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2024.08.02

エコキュートは入浴剤を使っても大丈夫?使用する場合の4つの注意点を合わせて紹介[Vol.1017]

エコキュートは光熱費を抑えられ、非常時にもお湯が使えることから人気のある給湯機です。そんなエコキュートですが「入浴剤は使えるの?」と疑問をもっている方はいないでしょうか。


本記事では、エコキュートで入浴剤が使用できるかどうかについて、注意点を交えながら解説していきます。



入浴剤が使用できるかどうかはエコキュートの種類とメーカーによる


エコキュートの種類やメーカーによって、入浴剤を使用できるかどうかが異なります。


エコキュートには「フルオート」「セミオート」「給湯専用」という3つの種類があります。このうち、フルオートのエコキュートでは基本的に入浴剤の使用が推奨されていません。一方、セミオートと給湯専用のエコキュートでは入浴剤を使用できます。しかし、メーカーによって使用可能としている入浴剤があるため、それ以外の入浴剤を使用するのは避けるのが無難です。



フルオートのエコキュートで入浴剤の使用が推奨されていない理由


フルオートのエコキュートで入浴剤の使用が推奨されない理由は、エコキュートの本体が故障する可能性があるためです。理由について詳しく見ていきましょう。


エコキュートの本体が故障する可能性があるから

エコキュート リフォーム

各エコキュートに使用可能と表記されていない入浴剤を使用すると、本体や配管の故障につながる可能性があります。入浴剤の中で、故障リスクがあるものは次のとおりです。


【故障リスクのある入浴剤のタイプと理由】

エコキュート 入浴剤

どのエコキュートでも上記の入浴剤を使用すると、故障リスクが高まります。フルオートの場合は、とくに故障リスクが高いです。理由は、フルオートのエコキュートの仕組みにあります。


フルオートのエコキュートには、他の種類には備わっていない「自動保温機能」と「追い炊き機能」があります。どちらも、浴槽のお湯をエコキュートのタンクに戻し、タンク内で温めた後、浴槽に再び戻すという仕組みです。つまり、入浴剤が入っていると循環時に入浴剤の成分が、フィルターに詰まる可能性があるわけです。


エコキュートで使える入浴剤の種類

エコキュートを製造・販売しているメーカーはいくつかありますが、それぞれのメーカーによって使用可能としている入浴剤の種類が異なります。


各メーカーが使用可能としている入浴剤は次のとおりです。

エコキュート 入浴剤

※いずれもにごりタイプ・パウダー配合は除きます
※三菱電機の「薬用あわ入浴剤ボトルタイプアンパンマン(バンダイ)」、「アロマルセット ボディウォッシュ&バブルバス(ハウス オブ ローゼ)」はPシリーズのみ使用できます
※2024年7月現在のエコキュートのメーカー公開の情報です。詳細は必ず最新の各メーカーのホームページ、製品の取扱説明書をご参照ください。


<メーカーのホームページへのリンク>
パナソニック
ダイキン
三菱電機
日立
コロナ



エコキュートで入浴剤を使用するときの4つの注意点


エコキュートに入浴剤を使用するときは、次の3点に注意しましょう。


●入浴剤の使用に関して取扱説明書でよく確認しておく
●複数の入浴剤を混ぜて使用しない
●本体の自動洗浄を「入」の状態にしつつ、定期的に配管の洗浄も行う


入浴剤の使用に関して取扱説明書でよく確認しておく

エコキュート リフォーム

どのタイプの入浴剤が使用可能とされていて、どのタイプの入浴剤が使用可能とされていないのかという点については、各メーカーによって判断が異なります。エコキュートの取扱説明書に、どの入浴剤が使用可能とされているか、注意点、お手入れ方法について記載されているので、よく確認しておくことが大切です。そのうえで、上記でご紹介した故障リスクのある入浴剤の成分を避けるようにしましょう。


複数の入浴剤を混ぜて使用しない

エコキュート リフォーム

たとえ使用可能とされている入浴剤であっても、他の入浴剤と混ぜてしまうと成分が過剰になってしまったり、メーカーが想定していない反応が起きたりする可能性があります。そのため、複数の入浴剤を混ぜ合わせて使用するのはNGです。取扱説明書にも「入浴剤を混ぜて使わないでください」といった記載があるメーカーもあります。エコキュートで入浴剤を使用する場合は、使用可能とされている入浴剤を正しい使い方で使用しましょう。


本体の自動配管洗浄を「入」の状態にしつつ、定期的に配管の洗浄も行う

エコキュート リフォーム

自動配管洗浄機能や自分での定期的な洗浄で、常に清潔な状態を保つことが大切です。いくら使用可能とされている入浴剤であり、先述した故障リスクのある入浴剤でなくとも、エコキュートに通常のお湯と異なる成分が滞留するのはよくありません。


洗浄するタイミングとしては、自動配管洗浄機能を利用している前提で、半年ごとが目安です。しかし半年経過していなくても、汚れがひどい場合は都度、掃除を行うようにしてください。


メーカー保証の対象外になる可能性があることを知っておく

エコキュート リフォーム

入浴剤の使用が推奨されていないにも関わらず入浴剤を使用し、エコキュートが壊れてしまった場合、メーカー保証の対象外となってしまう可能性が高いため注意しなければなりません。取扱説明書にもきちんと記載されているため、自己責任となってしまいます。



使用可能とされていない入浴剤を使ってしまった場合の対処法


万が一、使用可能とされていない入浴剤を使ってしまったことに気づいたときは、落ち着いて次の対処法を実践しましょう。


●配管と循環口フィルターを洗浄剤で洗浄する
●業者に修理を依頼する


配管の洗浄は、自動配管洗浄機能があれば活用した洗浄で問題ありません。洗浄剤も使って効率よく洗浄しましょう。また、循環口フィルターも洗浄剤とシャワーでよく洗い流してください。時間が空いてしまうと、その間に腐食が進む可能性があるため、入浴剤を使ったことに気付いてからすぐに行うことが大切です。


もし、入浴剤の使用で故障してしまった場合は、メーカーの保証外になる可能性が高いため、エコキュートの修理業者に依頼するほかありません。依頼する際も時間が経過するほど費用が高くなる可能性があるため、早めの依頼をおすすめします。



エコキュートのことはリフォーム会社に相談するのが一番


入浴剤が使えるかどうかなど、エコキュートのことで疑問な点や不安な点があって、なかなか導入に踏み切れないのであれば、リフォーム会社に相談するのが一番です。リフォーム会社はエコキュートに精通しているため、さまざまな疑問を解決してくれます。


もし、エコキュートの交換や設置、除去などのリフォームについて相談するのであれば、エコキュートのリフォームの実績が豊富な会社に相談しましょう。エコキュートの設置には、専門的な知識と技術が必要なため、実績が豊富で信頼のおける業者を選ばなければ、後々トラブルにつながるおそれがあります。「数多くのリフォーム会社から選ぶのは大変…」という方は石友リフォームサービスがおすすめです。専門資格を所持し、8万件以上のリフォーム実績をもつため安心して依頼できるでしょう。気になる方はコチラからお気軽にご相談ください。



まとめ


エコキュートに入浴剤は使えます。しかし、各メーカーが使用可能としている入浴剤であり、故障リスクのある成分が含まれていない入浴剤に限ります。


また、メーカーが使用可能としている入浴剤を使う場合でもあっても、以下の注意点をきちんと守ることが大切です。


●入浴剤の使用に関して取扱説明書でよく確認しておく
●複数の入浴剤を混ぜて使用しない
●本体の自動洗浄を「入」の状態にしつつ、定期的に配管の洗浄も行う
●メーカー保証の対象外になる可能性がある(使用可能と記載されていない入浴剤を使用したとき)


石友リフォームサービスでは、こうしたエコキュートの知識に精通していますので、何か不安なことや疑問がある方はお気軽にご相談ください。


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