パナソニックのトリプルコンロは人気商品の一つでありますが、私の自宅もパナソニックのトリプルIH(3つのコンロが横並びになっているIH)を使用しております。本日はこの商品について少しお話したいと思います。
一般的に3口コンロは手前に2つ、奥に1つの並びになっていますが、この商品は3つのコンロが横並びのため、加熱調理を複数同時に行う人にとってはやり易い商品であり、親子2人並んで調理するということもできると思います。
また、通常の3口コンロとは異なり、コンロの手前に約16センチのスペースができますので、コンロの手間にお皿を並べたり物を置くことができるので非常に便利です。
また、なんと言っても通常のIHと異なるのはキッチンのカウンターとIHの段差がほぼないということです。通常は少なからずIHには段差がありますが、このパナソニックのトリプルIHはほとんど段差がないということも非常に大きな魅力の一つであります。
これを検討するにあたり気になるところは、キッチンの全長が標準的な2550㎜の場合、まな板などを置くことができる調理スペースは通常770㎜~800㎜くらいあるのですが、トリプルコンロは3つのコンロが並ぶ兼ね合いから幅をとります。約900㎜のコンロ幅になりますので、約150~200㎜くらい調理スペースが狭くなってしまいます。またトリプルコンロは魚焼き機を設置することができませんので、他の場所に別途魚焼き機を設置しないといけないということもあります。(下の写真は一般的な調理スペースの幅になります)
このトリプルコンロは加熱する調理を重視した形ですが、ご家庭によってはこのコンロ部よりも調理スペースを広くして使い易くしたいという方もいらっしゃると思いますし、また中には、シンク幅を広くして片づけするスペースを広く取りたいという方もいらっしゃると思いますので、各メーカーのシリーズにおける特色は様々ですので、このようなことも考慮しながらキッチンリフォームを考えると良いのではないかと思います。
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