キッチンリフォームの際に考えたいシステムキッチンの吊戸棚についてお話したいと思います。
最近の新築住宅では対面式キッチンにされる方が多い中キッチン上部に吊戸棚を設置しないケースが非常に多いです。
それは、対面式の際にそれを設置すると、キッチンの空間と食事するダイニングとに壁ができますので、調理をしながらダイニングの雰囲気を感じることができませんし、壁ができることで空間が狭く感じてしまうということで、このようなケースには設置されないことが多いのではないかと思います。
中には、逆に吊戸棚を設置することで、キッチンの空間が独立した形になる方が良いという理由や収納量を増やしたいからという理由で、設置される方もいらっしゃいます。
吊戸棚の設置するメリットは間違いなく収納量が増えるということだと思います。キッチンの吊戸棚は通常高さが500㎜、600㎜、700㎜(シリーズによって900㎜もある)の物があります。収納する内容や身長の高さも考慮できるように吊戸棚の高さは色々選択できるようになっています。
しかし、キッチンに吊戸棚を設置されている方はお分かりだと思いますが、非常に取り出しにくいというのが大きなデメリットであります。ほとんどの方は頻繁に使用しない蒸し器や大きな鍋などの調理器具や調理用品をここに収納されている方が多いのでないかと思います。そのようなこともありますが、これだけの収納量を無駄にすることはもったいない話であり、やり方次第では非常に使い易くなる方法があります。
その一つが手動昇降機(ダウンウォール)になります。
これは、手で引っ張って下に降ろすというものになりますが、通常は2段の棚になっておりますので、ここには加工食品を収納するのに適しています。下の写真にてご覧の通り、幅・高さが棚いっぱいの大きさになっていますので、非常にたくさんのものが収納量できるようになりますし、収納しやすい高さまで下りてくるので、非常に使い易くなります。このような商品も考慮して頂くことは、キッチンリフォーム検討の際の一助になるのではないかと思います。
様々なキッチンメーカーの商品については
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でもご覧頂けます。