こんにちは!
今回は、「最新版!今どきのトイレ空間」についてお話します。
いつも家族が使っていて、一番よく使うところはどこでしょうか?
こんな質問をしたときに、正確な情報はありませんが、私は感覚的に「トイレ!」と答えます。
みなさんはどうでしょうか?
おそらく大事な場所として、ベスト3には入るのではないでしょうか。
そういう理由から考えて、直していきたい最初の場所にもあてはまるような気がします。
今回、ご紹介させていただくのは、みなさまが必要と考えて、オリジナルなご要望が盛り込まれている、最新のトイレ空間の事例です。
それでは、さっそく15個をご案内いたします!
トイレはリフォーム前と間取りと広さは一緒ですが、内装をリフレッシュしました。
シックな内装を基調に、壁の一部に消臭や調湿効果があるリクシルのエコカラットを採用しました。
2階にも新しくトイレを設けました。
1階のトイレは1階全体のインテリアデザインと統一感を持たせた内装に仕上げました。
お友達なども入ることも考えた提案です。
2階のトイレはリフォームを行いませんでした。
2階の床色に合わせて。よりナチュラルで可愛い印象になるご提案を採用していただきました。
訪問した先のトイレにあると助かるのがミラーです。
埋め込み式の収納タイプのため、ミラーを開くとトイレットペーパーなどが収納可能です。
1階トイレ
落ち着いた雰囲気がご要望でしたので、優しいベージュでお色をまとめました。
2階トイレ
2階は奥様の趣味部屋もあり、奥様お好みのウェッジウッドブルーを採用。
これからの暮らしを見据え広いトイレをご提案しました。
手洗いを別に取り付け、立ち座りをサポートしてくれるカウンターを設置したことで体重をかけても安全です。
トイレは二方向から入れるように入口を作りました。
ホールからのトイレの入口を3枚引き戸にすることで開口が広くなり、将来的に車いすを使用する時にも便利です。
将来を考えてご夫婦の寝室の近くにトイレを設置。
シックなカラーでまとまったおしゃれな空間になりました。
お施主様手作りのかわいい雑貨がトイレをより素敵に見せてくれます。
ご主人のご要望で小便器は必須!
1坪のトイレは手すり設置で将来的に介助もしやすくなりました。
小便器まわりはお掃除のしやすい素材を使用。
収納や棚も充実させ、内装は暖色でまとめることで、寒さを感じさせない空間となりました。
お客様用のトイレスペースはタイルとボウルが映える和風な空間に。
家族6人、女性も多いため洗面台は大きく、収納も多いタイプを選択し、朝の渋滞を解消します。
トイレは内にも手洗い器を設けることで、洗面所を使われていても順番を待たなくて良いようにしています。
トイレは将来の介護のことも考え、スペースを広くとっています。
今はまだ必要のない介護スペースですが、将来いざ必要となった時、またリフォームをしなくても大丈夫なよう、今回のリフォームで将来を見据えた広さを確保しました。
トイレの背面にコンクリート調の壁をあしらい、手洗いカウンターの収納扉に美しい木目を取り入れたシンプルでかっこいいトイレ。
木目の表情が美しい床に天井と壁は白いクロスを合わせ、シンプルでありながらプライベート空間としての温かみを残しました。
シンプルに内装はグレーに統一し、窓は小さめに。
閉塞感が感じられないように少し広めのトイレルームとしました。
ホテルライクな高級感も感じられます。
トイレと階段とパントリーのアクセントクロスは、実は同じデザイン。
それぞれの部屋のイメージに合わせて、色をお選びいただきました。
リフォーム前のおトイレは、少し薄暗くて寒い印象でしたので、今回はベージュ系の無地のクロスと、黄色のドットのクロスを合わせて、ポップに明るく可愛いトイレになりました!
広いトイレは車イスの方の介助はもちろん、親子で入って小さなお子様のトイレトレーニングも
スムーズに行えます。
小便器と大便器があったトイレを1つにして、介護になった時でも、サポートがしやすい広い空間にしました。
入口を開き戸から大きく開口する3枚引き違い戸に取り替え、車イスにも対応できるようにしました。
トイレの背面は、以前和室にあった掛け障子の組子をアレンジして、デザインとして取り入れました。
簡単ではありますが、いろいろなトイレ空間をご披露させていただきました。
ここで、トイレリフォームは一生に何度も行うわけではありません。
一度工事をしたら、10年、20年と使い続けるものなので大切に扱いたいです。
そのためにも、できる限りの使いやすさ、安心できる断熱リフォーム、コストにも優しくなるのが多くの人のご意見です。
それらを実現するために、気になるポイントがあると思いますが、それをまとめてみたいと思います。
●現在のトイレの不満点を明確にする
●これからの使い方でこだわりたいこと
●予算と工事範囲を決めておく
●コンセントがあるかどうか
●床材の状態をを確認する
より具体的に表した方が、次のリフォーム計画の方向性が決まってきます。
冬に寒さを感じるとか、入り口の段差がつまずいて怖いとか、思われる不満点を明確にしておきましょう。
つぎの新しいトイレで、例えば、手洗いがほしいとか、あるいは開き戸だったのを引戸にして動きをスムーズにしたい、などのこだわりを書き出しましょう。そんなこだわりがない、という方でも例えば、薄暗かったトイレを明るくしたい、とか、狭いトイレを何とか広く使いたい、といったように今の不満点の反対のご希望を書き記すのが、コツです。
ある程度の予算と工事範囲を「ここまで直したいな、そしてこのくらいの予算なら大丈夫だな」と想定しておいて、工事の打ち合わせを現場に詳しい担当者さんと始めていきましょう。
特に、年数の経ったお家は、電源のないトイレが意外と多く、次のリフォームだと電源が必要なトイレがほとんどなので、確認しておきましょう。
部屋の中で一番劣化の状態が出やすいのが、床なのでその傷み具合を知って、工事の内容を決めていきましょう。
以上、5つがポイントになります。
これらをはっきりさせておくと、失敗のないトイレリフォームにたどり着きます。
私も、昨年トイレリフォームが完成しました!
気分もスッキリする、明るいトイレに生まれ変わりました。
単純に、「いいもの」になって、良かったです。
このあと最低10年くらいは、この形で使いたいなあ、と感じられる出来栄えかと、そう思えるトイレでした!