こんにちは!
住まいのお悩み相談室です!
定期的に住まいに関するお悩みを、コラムの中で解決できたらいいなと思い、一度体験している事例を基にお話していきたいと思います。
第1回目は、別居されている親御さんのことが心配になってきている男性のお話です。
お悩みの割合・・・「家族」40%、「お家」25%、「お金」25%です。
家族の関係性が、鍵かと思います。
お父様と息子さんご家族が、どんな関係にあるかで、方向性は大別すると2種類になります。
まず、お父様のインテリジェンス(知性や知能)が高く、お一人で生活したり、年齢に関係なくお仕事をしたり、70代でも生活援助の方のお世話が必要ない、という人はそのまま一人暮らしされて、誰かの手助けがいらないと思います。
お母様がお亡くなりになったときのお父様のこれからの心構えがはっきりしていて、「誰にも迷惑をかけたくない!」と言われたりする方は、その意思を尊重して、無理に「同居」を考えないほうがいいと思います。
それでも体調を崩されたり、思わぬ怪我をされるときは、想定として何らかの対処が必要になりますので、例えば、入院などの静養時間をとる、とか退院ののち生活の場所を同じにして、
少しでもサポートできるように、部屋を確保したり、少なくともバリアフリーの初期の用意をしたりするか、前もって「どのくらいの予算が必要なのだろう?」と調べておくだけでも
準備になると思います。
大切なのは、そのご本人さん(お父様)の意識の変化があったときには、素早く対応策を実行するように心がけたいと思います。
そして、お父様が気落ちしやすく家族のサポートが必要だと感じられるときは、ご家族の皆様がそれぞれの形で対応されるとよくなります。簡単ではありませんが、お父様が「元気」になってくれる要素が何になるか?に焦点を絞れば、例えば、庭木の剪定やスポーツ観戦、あるいはパソコンを触ったり、家族と一緒に食事をとったり、あらゆる生活の場面で、考えられる「元気」の源を形にしてあげることが大事かと思います。あまり念入りに「介護」だけを対応するのではなく、お父様のご様子を見ながら、最適な”生活感”をあげることが大切だと思います。
何かしらの、ヒントにはなると思いますので、お気軽にお問い合わせください。いずれにしても、お家にいて「元気」な姿が見られるのは、とても大事だと思います。
その姿を見られるように、ご家族の皆様にはできることがあると思います。
それが「お家」のことならば、私のいるリフォーム会社は、その体験が多くありますので参考に自由にお聞かせください。
今までの経験から、「二世帯」「三世帯」のリフォームの参考例がありますので、いくつか
ピックアップしてみます!
きっかけ・ご要望
間取り変更を含めたリノベーションをご希望されていました。ご両親様とお施主様家族4人と弟様の7人住まいで、両親の為だけではなく、これから私自身高齢になることを考えて、なるべく自然素材で、かつ、クラシカルな感じの内装でお願いしたいとのことでした。また、庭のデッキなどの外構もご希望されていました。
きっかけ・ご要望
元々ご夫婦+息子さんの3人暮らしだったところに、
将来のライフスタイルの変化も考慮した単世帯、二世帯、三世帯のいろいろな事象が考えられる状況で「各種プラン、各工事費用、費用対効果等」を考慮し、今後の暮らしにおいて一番お得に暮らしやすく無駄のないリフォーム計画が既存の劣化によりスタートしました。
いつでも家族の存在を感じられる空間
ご両親と部屋が隣り合っているためお互いの生活音が伝わりにくいように、収納を間に挟む設計にすることで音への配慮をしています。何かと多いワンちゃんのお世話用品は、上部に収納を設けることで解決。また、テレビボード部分の天井が工事途中で低くなることがわかり、あえてクロスの印象を変えお部屋のアクセントにすることでお部屋になじませています。
ご主人こだわりのパソコンスペース
ベッドの裏にカウンターを設置。PCモニターを数台活用しているため、コンセントやインターネットの配線は入念に打ち合わせを行いました。また、壁面に映像を映し出すプロジェクター照明を導入する計画をされていたため、壁紙は映りが良い純白色を採用しました。
悩まれるポイントは、「親」の意向と「子供とその家族」の意向が1つの「住まい」で合わさってどこにその「着地点」を置くかといったことだと思います。
そこを、うまく合わせていくことが成功の鍵かと思います。
各世帯のこだわるポイントを、優先順位を決めて1個か2個か確実になったものから、実現することが大事かと思います。
石友リフォームサービスは累計78,000件を超える施工実績で北陸No.1(※)を誇ります。(※リフォーム産業新聞調べ)
二世帯リフォームなど、多世帯住宅の実績も豊富ですので、お気軽に最寄りのショールームにてご相談ください。