こんにちは!
今回は「リフォーム快適提案!」の「屋根」について3回にわたってお伝えします。
先に、外装材で主要なものは「屋根・外壁・バルコニー」の3つとお話していました。
外装材は非常に強い日差しにさらされていますので、メンテナンスが大事になってきます。
これはお家の中では内装材よりも劣化の状況が早く、新築より10年目までに、いわゆる雨漏りをおこせば「瑕疵(欠陥)」として、売主に補償を求められる部位になります。
それだけ変化の激しい部位なので、材質や部位によりメンテナンス方法は、異なりますので、それぞれの部材について見ていきましょう。
*屋根と雨樋い
まず、雨からお家を守る一番手は屋根です。
お家を建てる時も、上棟と言って柱や梁のいわゆるフレームを一気に組み立てた後で、真っ先に造るのは屋根からです。
雨の多い日本では、建てる時からお家をできるだけ濡らさないように配慮されているんです!
そんな重要な屋根ですが、お家を構成するパーツの中では最も過酷な環境にさらされています。雨や紫外線も空から降り注ぐものですし、真夏には直射日光により屋根の表面温度は、60°C以上の温度にもなります。
だから、屋根材には耐久性の高い材質として、和瓦、スレート瓦、金属製瓦などがあげられます。
*和瓦
*スレート瓦
*金属製瓦
では、屋根の寿命を考えるために、まずは屋根がどのように雨漏りを防いでいるか、その仕組みを見てみましょう。
屋根は瓦などの仕上げ材から万が一、水がもれてしまってもその下のルーフィングと呼ばれる防水シートがブロックして、雨漏りは発生しない2重の防水構造になっています。
*上下ともにルーフィング
つまり、屋根の寿命は表面に見えている屋根材だけではなく、下地のルーフィングが20年程度で劣化して、防水機能を失ってしまうのです。
そしたら、20年経ったら雨漏りが始まってしまうのか?
もちろん、単純な話ではありません。
下地のルーフィングが「万が一の防水層」であり、表面の屋根材が正常に機能していれば、雨漏りは発生しません。
以上のように、「2重の防水構造」が大切になります。
今回のおさらいですが、
●屋根は「変化の激しい部位」なので、その材質や部位によってメンテナンスが変わる!
●耐久性の高い屋根材は、和瓦・スレート瓦・金属製瓦の3つである!
●「2重の防水構造」で耐久性を保っている!
の3つになります!
このあとも屋根の深掘りをしていきます。
石友リフォームサービスでは雨に関するリフォームを手掛けております。
気になることがありましたら、お近くのお店に立ち寄ってください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
*シャクヤクと青空