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リフォームで「家事を楽しもう!」キッチンリフォーム③「パントリー」[Vol.984]
LDK
2024.05.20

リフォームで「家事を楽しもう!」キッチンリフォーム③「パントリー」[Vol.984]

こんにちは!
今回は「パントリー」についてお話させていただきます。


ところで「パントリー」って何?
と、疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


私もこの業界に入って何年後かに「パントリー」の価値を知り、今では大事な要素として捉えています。


キッチンリフォームを考えるときに「片付け」によって「整理整頓」ができて、その代表的なリフォーム箇所が「パントリー」です!


そういうことから、キッチンの見た目・使いやすさから大事なものになるかと思います!


それでは「パントリー」を深掘りしていきましょう!



パントリーの使いやすさは棚の奥行きで決まる


パントリーとは、もともとホテルなどで食器やテーブルリネンなどを保管する裏方の場所のことを言います。
一般には「食品保管庫」のイメージがありますが、ここでのパントリーは、家電や調理器具、雑貨、食器、料理本までも収めることを考えています。


それでは、使いやすいパントリーとは何でしょうか?


その答えは「棚の奥行きで決まる」です!


具体的に言うと「パントリーに収めたい物のサイズを知る」ことで物がスッキリ収まらないことや、出し入れすることに手間がかかることが解消して、それを実現できるとしたら「棚の奥行きで決まる」につながります!


まずはその点に気をつけましょう。



収めたいものと適切な棚の奥行き


収めたい物は各家庭により違いがありますが「奥行き300mm」「奥行き400mm」の棚があればキッチンのほとんどの物が収まります。


ですので、この2種類の棚を設置することが使いやすい「パントリー」となります!

 

また、あまり奥行きが取れない場合は「奥行き100mm」までの棚を設置することで細かい物が収まります。


ここからは、より具体的な「食品や調味料など」を数値を表していきたいと思います!


《奥行き 約300mmの棚》
●調味料=~100mm
●食材 =~250mm(飲料含む)
●料理本=~250mm
●食器 =~300mm(日常使っているの食器類は奥行き200mmでほぼ対応できる)
●雑貨 =300mm(ラップ類は315mm × 45mm × 45mm)


《奥行き 約400mmの棚》
●調理道具=~400mm *フライパン直径280mm以上は除く
●家電  =~400mm(冷蔵庫・電子レンジのぞく)


*フライパン直径280mmの場合には(420mm × 260mm × 70mm)以上は、400mmを超すサイズとなります!デザインによりサイズの違いがあります。

パントリー 奥行き

パントリー 奥行き

《奥行き ~100㎜の棚》
●ドレッシング        直径60mm ×150mm
●ジッパー袋          65mm × 65mm × 315mm
●キッチンペーパー  直径100mm × 230mm
●缶詰(2号)        直径100mm × 210mm
●一升瓶                 直径100mm × 400mm ほか

パントリー 奥行き


その他のパントリーの事例


(1)半間パントリー
(事例1)
L型収納をパントリーとして利用


(2)コーナーパントリー
(事例2)
扉を斜めにして設置したことでパントリーの中も外も無駄なくスペースが使える


(3)廊下に配置したパントリー
(事例3)
生活動線や家事動線上の廊下にパントリーを設置



パントリーの施工事例


キッチンをキレイに保つ隠れた収納空間

キッチン回りをセンス良く、いつでもキレイに見せるために、キッチンの裏側には大容量の食器棚と可動式のパントリーを設けました。保存食からキッチン用品までたっぷりと収納できるこの空間により、いつでもキレイなキッチン回りを保てます。

パントリー リフォーム

可変性のあるパントリー

限られたキッチンスペースの中で、家電調理器具や食器などよりたくさんの物を収納できるよう、大容量のパントリーをご提案しました。可動の棚を設置したことで可変性のある収納に。1枚の建具を開け閉めすることで、キッチン使用時には使いやすく、来客時には隠してスッキリとした印象に。

パントリー リフォーム

機能的パントリー

キッチンの背面にはカップボードのほかにパントリーを造作。下にはゴミ箱をしまえるようになっています。リビングからゴミ箱が見えないようにというご要望で扉をつけました。使いやすく上下に分けています。

パントリー リフォーム

収納もばっちりユーティリティスペース

キッチンからつながる大容量の収納スペースは、玄関ホールから直接入ることもでき、お買い物したものをすぐに収納することができます。奥には洗面脱衣室・ユニットバスを一直線に配置し、回遊できるようにもなっているため、家事がしやすい空間になりました。

パントリー リフォーム


まとめ


今回は「パントリー」を紹介しました!


調理すると「あれはどこいったかな?」と手が止まることがあります。そこで物を探していたら、時間がたってしまい、やがては家族から、
「ごはん、まだ~?!」と催促の言葉をかけられますよね!


そういったことがないように、調味料や小道具類はすぐに使えると便利ですよね!


そうしたら、家族円満のお食事タイムがきっと迎えられるのではないでしょうか!


リフォームの際には、ぜひ「パントリー」を設けてほしいと思います!


石友リフォームサービスのシュールームでは「パントリー」の施工事例もございます。
お気軽にお寄りくだされば、事例をご案内させていただきます。


スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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