こんにちは!
「お家×便利な住宅設備!」の「バリアフリー設備」の第4回目をお送りします。
今回は「出入口を広く、引き戸へ変更」とトイレリフォームと浴室リフォームについてお伝えしたいと思います。
リフォームで室内の建具を交換する予定があれば、開口部の幅はできるだけ広く、可能であれば引き戸に変えるとよいでしょう!
開き戸では手前に開く際には一旦後ろに下がる動作が必要で、衰えや障害の程度によっては後ずさりが難しくなる場合もあり、また車いす対応という点でも引き戸は優れています。
開け放しても邪魔にならないですし、引き戸は誰にとっても使いやすいですよね!
ドアから引き戸に簡単にリフォームできる商品もありますので、お気軽に相談してください!
*ドアから引き戸へのリフォーム①
*ドアから引き戸へのリフォーム②
ただし、今よりも開口を広げたり壁を撤去して新しく開口したりする場合は、耐力壁かどうかの
確認をしなければ安易に行うことができません。
壁や開口部の位置を変更する場合は、必ず建築士資格のある「建築士」に相談しましょう!
トイレは毎日必ず使う場所です。
高齢期にトイレで問題になるのは「出入口が狭い」場合です。
*出入口が狭いトイレ
*移動介助(介護者と介助を受ける人)
体調を崩したときなどに介護者に手伝ってもらうというケースは意外に多く、入口が狭く奥に細長い一般的なトイレでは、大変困難です。
このようなトイレに有効なのは、出入口の方向を変えて、できるだけ「開口幅の広いドアとする」ことです!
*車いすで入れるトイレ
この場合は壁や柱など構造体の変更が伴うため、前の項目の「ドアから引き戸へ変更する」と同じように、必ず建築士資格のある設計担当者に構造を相談しましょう!
また、立ち座りの際の支えとなる手すりも1本付けておくと安心です。
*「1本」の縦手すりと「中折れドア」(スライドインドア)
*「スライドインドア」を使用したトイレ
現在の浴室が出入口に10cm以上の床段差がある場合は、ユニットバスにリフォームすることで、床段差をなくすことができます。
*ユニットバスの入口(段差なし)
またユニットバスに断熱材をオプションでつければ、家全体の断熱工事まではできない場合でも、浴室だけは暖かい空間を作ることができます。
浴室は介護者と一緒に入ることも想定して、トイレと同様に出入口は開口幅が広めの引き戸にしておくことが、安心につながります。
*Before 開き戸
*After 引き戸
ユニットバスの手すりは必要になったときに後付けが可能ですが、シャワーバーが手すりを兼ねる商品もあり、浴槽へ入る際の支えにもなり安心です。
*シャワーヘッドを兼ねた縦手すり
今回は「バリアフリー」の4回目で
「出入口を広く引き戸へ変更」
トイレリフォーム
浴室リフォーム
をお伝えしました。
老いたときは、心配事がつきものです。
それは「備え」によって解消させられることが多くあります。
ここで「バリアフリー設備」の採用によって、身体の衰えに対する備えができます。
加齢によって筋力が弱まったり、疾病によって手足に障害が残ったりして、身体的な機能が衰えても安心して住み続けられる家がこれからの住まいではないでしょうか!
全4回にわたってお伝えしましたバリアフリー設備を使ったリフォームを石友リフォームサービスでは手掛けています!
お気軽に、お近くのお店に立ち寄ってください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。