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玄関の西日対策をしたい!どんな方法がある?[Vol.991]
玄関・ドア
2024.05.30

玄関の西日対策をしたい!どんな方法がある?[Vol.991]

「夕方になると玄関の西日が暑い」


そんな悩みを抱えてはいないでしょうか。西日で玄関は明るくなりますが、日差しがきつく、暑すぎると快適性がなくなってしまいます。
特に夏場の西日にお悩みの方は多く、日本では古来からよしずや、すだれを使用して快適に過ごせる工夫をしてきました。


そこで今回の記事では、玄関の西日対策をまとめてご紹介します。本記事が解決の糸口になれば幸いです。



日差しが気になるときの玄関の西日対策3選


まずは日差しが気になるときの玄関の西日対策を3つご紹介します。


●アウターシェードを設置する
●ひさしを設置する
●ルーバーを設置する


それぞれ詳しく見ていきましょう。


1. アウターシェードを設置する

アウターシェード

アウターシェードとは、すだれのように室外側に取り付けて日よけの役割をもつものです。西日をカットし、アウターシェードの内側の温度上昇を防ぐことができます。さらに、西日が玄関ドアに直接当たるのを避けられるため、玄関ドアの劣化予防にもなります。


アウターシェードの設置の仕方はさまざまで、天井に付けたり、窓の外枠に付けたり(窓によっては付けられません)できます。出入りの邪魔にならないように設置することも可能です。


2. ひさしを設置する

ひさし

ひさしとは、窓や玄関の上などに取り付けられる小さい屋根のことです。ひさしには「陸庇(ろくひさし)」「腕木庇(うできひさし)」の2種類があります。


●陸庇:陸は「水平」という意味でした部分が水平の形をしているひさしのこと
●腕木庇:柱に穴を開け、腕木を差し込んで固定するひさしのこと


ひさしを設置する際は、素材選びが重要です。素材によって一長一短があるため、西日対策になるものを選ぶ必要があります。たとえば、ガラスやポリカーボネート素材のひさしだと、日差しの透過性が高く、雨よけ目的になるため西日対策としてはおすすめできません。業者に依頼する際に、どのようなひさしが良いか、相談してみるとよいでしょう。


また積雪が多い地方では出の深いひさしはお勧めできないなど、地域の特性によっても様々な違いがありますので、ご自身だけで判断せずに専門家の意見を聞くようにしましょう。


3. ルーバーを設置する

ルーバー

ルーバーとは、ブラインドのようにガラスやアクリル板などを縦や横に並べたもののことです。使われる素材は、ガラスやアクリル板のほかにも、天然木や人工木、アルミといったものがあります。ルーバーの設置で日差しを遮り、日陰を作ることができるので、玄関の温度上昇を軽減できます。


設置には、専門的な知識と技術が必要なので、もし設置する場合には業者に依頼しましょう。もし、業者選びで困ったら石友リフォームサービスで設置できるので、気軽に相談してください。



暑さが気になるときの玄関の西日対策3選


玄関は間取り上、冷房があまり効かないことが多くなっています。そのうえ、玄関が西側にある場合は西日が直接当たるため、暑くなりがちです。そこで3つの対策をおすすめします。


●断熱カーテンを設置する
●玄関ドアを採風性の高いものに変更する
●玄関に窓を設置する


それぞれ詳しく見ていきましょう。


1. 断熱カーテンを設置する

断熱カーテン

玄関ドアの内側に断熱カーテンを設置することで、室内の温度上昇を軽減できます。室内温度の上昇を防げれば、冷房の効きにくい玄関でも、効き目が上がるでしょう。ただ、西日の差し込みを防ぐ効果はあまり期待できません。DIYでも取り付けられるため、どれほど断熱効果があるのか一度試してみてはいかがでしょうか。


2. 玄関ドアを断熱性や採風性が高いものに変更する

断熱玄関ドア

縦スリット窓

費用をかけてもよいのであれば、思い切って玄関ドアを交換するリフォームを行うのが最も効果的です。玄関ドアには、採風タイプや断熱性が高いものがあります。


採風タイプの玄関ドアには、換気用の窓や網戸が付いています。室内の換気をしたい場合は、窓を開けて網戸にすることで換気できるようになっているのです。内側に開くタイプ、上げ下げした開くタイプなどがあります。人が通れないサイズで、採風部分に格子をつけるとセキュリティ面も安心です。


また、断熱性の高い玄関ドアに変えるのも1つの選択肢です。玄関ドアは熱の出入りが多い場所のため、玄関ドアの断熱性を上げることで外気の影響を受けにくくなり、室内の温度上昇を軽減できます。加えて、採風性の高い縦スリット窓を組み合わせることで換気性能を向上させるのもいいでしょう。


ご自宅の環境によって、適切な方法も変わってくるのでまずはお気軽に専門家にご相談ください。


3. 植物で防ぐ

植物

玄関に植物を設置して、西日を防ぐ方法もあります。たとえば、玄関ドアの前にネットを張ってツルが伸びる植物を植える、鉢植えに背の高い植物を植えるなどが選択肢として挙げられます。あまり費用をかけずに西日を和らげることができるでしょう。


ただ、一から植物を育てると時間がかかる、西日の差し込む角度によっては玄関脇に植物を設置しても効果を成さない、植物の手入れに手間がかかるといったデメリットもあります。



玄関の窓から西日が入ってくるときは窓のリフォームがおすすめ


すでに玄関に窓を設置していて、その窓から西日が入ってくる場合は「窓リフォーム」がおすすめです。窓リフォームでできることは次のとおりです。


●内窓を設置する
●窓のカバー工法を実施する
●ガラスを交換する


それぞれ詳しく見ていきましょう。


1. 内窓を設置する

内窓

遮熱機能をもつガラスとして代表的な「遮熱型Low-Eガラスの複層」を内窓に設置するのが最も効果的です。内窓の設置で、窓が二重になるため断熱性が向上します。そのうえで、日差しをカットする働きがある膜が加工された遮熱型Low-Eガラスを設置するため、さらなる西日対策の効果が期待できるのです。


また、遮熱型Low-Eガラスは遮熱機能だけでなく、冬には断熱機能も発揮し、室内の暖かい空気が室外に移動するのを抑えます。一年中、玄関の快適な環境を守ってくれるためコストパフォーマンスも良いといえるでしょう。玄関の西日による暑さで悩んでいる方は、内窓を遮熱ガラスに変更することをおすすめします。


2. 窓のカバー工法を実施する

カバー工法

窓のカバー工法とは、既存のサッシの上から新しいサッシおよび窓を取り付ける工法のことです。既存の窓よりも少し小さくなりますが、選ぶサッシやガラスの種類によって、大きく断熱性を上げる効果が期待できます。


3. ガラスの交換をする

ガラス

既存のサッシなどはそのままで、ガラスだけを交換する選択肢もあります。先述した「遮熱型Low-Eガラスの複層」のような断熱効果のあるガラスに交換することで、西日対策になります。しかし、既存のサッシに歪みや穴があれば、効果が大きく下がってしまいます。ガラスを交換する際には、既存のサッシの状態もきちんと確認してもらうことが大切です。



まとめ


玄関の西日対策について解説をしてきました。玄関の西日対策では、いかに日差しを遮断し、外気を室内に入れないかがポイントになります。まずは手軽にできるアウターシェードやひさし、ルーバー、植物の設置などを検討してみると良いでしょう。


より大きな効果を得たい場合には、玄関ドア自体を変えたり、内窓を設置するなどのリフォームを行うこともおすすめです。西日に関するお困りごとを、ご予算に併せた適切な提案で解決できますので、リフォームを検討する方はまずはお気軽に相談にお越しください。


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