こんにちは!
今回は「快適提案!」から、「外壁」について第3回目になります!
これまでに「外壁のメンテナンス」について「モルタル+塗装」と「サイディング」の2種類とお話しました。
今回は「サイディング」についてお話したいと思います。
*「サイディング」仕上げの住宅
「サイディング」の定義はなんなのか?
答えとしては工場で生産されたパネル状の外壁材で、品質が安定していて防水性能も高く、印刷技術の向上によってデザインも豊富です。
ですので、近年多く採用されている外壁材です。
種類は窯業系サイディングと金属系サイディングがあります。
窯業系はセラミック素材でできていて、金属系は断熱材とセットになったものがあります。
*窯業系サイディング
*金属系サイディング
1980年代からモルタルと並んで選ばれるようになり、2000年代からはサイディングの裏側に空間を設けることで、湿気や雨水を排出しやすくした「通気工法」の普及により、雨漏りに対しても信頼性が高い外装材として認知されてきました。
*通気工法のサイディング工事
板状の外装材を張り合わせるため継ぎ目ができるのが特徴で、継ぎ目やサッシ回りなどの取り合い部の隙間は、シーリングと呼ばれる材料で塞ぐのが一般的です。
シーリングの寿命は一般的に10年程度のため、メンテナンスは10年ごとにシーリングの打ち替えを行います。
*シーリング打ち替え作業①
特に雨がかかりやすい外壁では、シーリングによって防水性能を保っている場合が多いため、このシーリングの打ち替えは非常に重要なメンテナンスとなります。
その際、外壁全体にも塗装を行えばサイディング材を保護して延命することができますが、多色使いで質感を出している商品は塗装によって単一の色になってしまい、質感を損なってしまう場合もあります。
サイディングの寿命は何もしなければ20~30年程度で、塗装を行えば30~40年程度に延命できるとも言われています。
寿命になったら、サイディングの張り替えをお勧めします。
*塗装が劣化したサイディング
*シーリングが劣化したサイディング
*シーリング打ち替え作業②
*サイディングに「塗装工事」:単色になることが大半であり質感が落ちる。
今回のおさらいですが、
●2種類のサイディングは「窯業系サイディング」と「金属系サイディング」
●「シーリング」の打ち替えが重要で、10年程度の定期的なリフォームが大事!
●サイディングの寿命は20~30年程度、さらに塗装工事を加えれば30~40年程度の延命!
の3つになります!
今回のお話しで、外装材は屋根と外壁をお話しさせていただきました。
次回は「バルコニー」のお話しをいたします。
石友リフォームサービスでは、雨に関するリフォームを手掛けております。
気になることがありましたら、お近くのお店に立ち寄ってください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
*6月の花 紫陽花