こんにちは!
今回は「リフォームの快適提案!」から、「外壁」について全3回のうちの2回目です!
「外壁のメンテナンス」についてですが、そのなかでも「モルタル+塗装」と「サイディング」の2種類についてお伝えしたいと思います。
今回は「モルタル+塗装」についてです!
では外壁のメンテナンスを考えていきましょう。
外壁の仕様は「モルタル+塗装」か「サイディング」が8割以上を占めています。そのため、この2種類を見ていきましょう。
まずは「モルタル+塗装」ですが、モルタルはコンクリートと同じくセメントに水と砂を混ぜた材料で、砂の粒が大きいものをコンクリート、小さいものをモルタルと呼びます。
通常はモルタルを塗った上にリシンと呼ばれる粒を混ぜた塗料を吹き付けたり、ローラーやコテなどを使って塗り壁仕上げにしたりします。
モルタルそのものは耐久性が高く長寿命ですが、仕上げ材の塗膜の寿命に応じて定期的に塗装などのメンテナンスが必要になります。
*モルタル外装 塗装工事
また、ヒビ割れが生じやすいため、ヒビ割れ部分の防水補修も大事なメンテナンスです。
*クラックスケールを使って現状把握
*モルタル外装・下地 補修工事①
*モルタル外装 ひび割れ補修工事①
サッシまわりなど部材の取り合い部から水が入りやすく、下地の防水紙がしっかり機能していることも重要です。
*雨漏りしやすいサッシの室内側
*雨漏りしやすいサッシの室外側
昔からあるモルタル外壁ですが、このように雨漏りしやすいという弱点があるため、これまでの「軒のある」外装のように大きな屋根と組み合わせることで雨漏り対策がなされてきました。
近年は「軒の小さな」外装のような小さな屋根の流行と共に、次にあげる防水の信頼性が高いサイディングが選ばれるようになってきましたが、モルタルの継ぎ目のない外観が好まれ採用されている場合もあります。
*軒の小さな外装
小さな屋根(「軒の小さな」外装)+モルタル外壁の組み合わせの場合は、下地の防水紙の寿命なども踏まえ、20~30年程度の張り替えをお勧めします。
下地がしっかりしている家なら、既存の外壁をそのままに軽い金属製サイディングを上から重ねて張る「カバー工法」でコストを抑えることもお勧めします!
*金属製サイディングの「カバー工法」
今回のおさらいですが、
●モルタル外装は仕上げ材の塗膜の寿命がポイントとなる!
●雨漏りしやすい弱点は下地の防水シートが要となって防御している!
●「カバー工法」で金属製サイディングを重ね張りしてコストを抑える!
の3つになります!
この次は「サイディング」の深掘りをしていきます。
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*6月の花 紫陽花