こんにちは!
今回は「家事を楽しもう!」のLDKについてお話したいと思います。
ここでは
●どう過ごしたい?・・・LDKの基本的なこと!
●L・D・Kのそれぞれに見合った収納スペースとは?
●LDKの「パターン」は○○通り!
をお伝えしてリフォームの参考にしていただけたら嬉しいです!
それでは、はじめましょう!
昔ながらの「茶の間」という部屋が、今では「LDK」と言われるようになって久しいです。
日曜の夕食時に、家族の集合する場所といえば決まって「LDK」でした。
それは、アニメでもその時間には、家族は集まって、夕食を食べて、その日の出来事を中心に会話をする。
いわゆる
「暮らしの中心」となる場所ですし、また気兼ねなく家族と過ごせる場所なので、一番リラックスできるところにあげられる方も多いと思います。
つまり、どう過ごしたい?と問われれば、やっぱり我が家の中心になるところなので、
「リラックスしたい!」
「居場所を感じられる!」
がおもな答えかと思います。
一般的にLDKはモノが多く、「片付かない」場所として捉えられていますよね。
それは、使用する道具が多い、あるいは違った役割をもつモノが“使う場所”からはみ出してくる。
そういったことが「片付かない」原因にあげられます!
だとしたら、LDKの「それぞれの場所」で使うものを明確にして、それにあった「収納スペース」を設けることが大切になってきます。
具体的には「使うもの」が各場所で何があるかをまとめて、収めていこうとした場合、どこの場所に納めるかを考えてリフォームの計画を建てたらよろしいのではないかと思います。
まずは「使うもの」を書き出して「収納スペース」を決めましょう!
具体的には、キッチンは食品・調味料・家電製品・食器・調理道具など。
ダイニングは、飲料水・食品・家電製品・食器など。
リビングは、テレビ・オーディオ機器・ゲーム機・文具・本・CD・DVD・アルバム・PC・カメラ・携帯電話(スマホ)など。
これらを「収納スペース」を決めて、「大きさや広さ、場所、数量」を意識して確定すると、収まってきて、「片付かない」から「片付く」に変わってきます!
LDKはリビング、ダイニング、キッチンの3つの部屋が組み合わさったものですが、さまざまな形が考えられます。
それを体系にしたのがLDKの形から「5パターン」に分かれます。
そして、それらは、LDKの形と特徴から「3つ」のスペース・動線・視線(見え方)にとらえて表すことができます。
*スペース・動線・視線(見え方)に焦点!
①LDK
スペース:
1つの空間の中にLDKが配置されている。
家具のレイアウトにより、それぞれの場所で使うものの「指定席」を決めて、LDKそれぞれに必要なスペースを確保することが必要です!
動線:
オープンなスペースは、移動に無駄な動きをしなくて済みます。
家具の大きさや、生活用品の多さで人の動きがさまたげられないように注意が必要です。
視線(見え方):
料理をしながら子どもを見守り、家族や来客との会話を楽しめます。
雑然としがちなKがLDから丸見えのため、「見せる」場所と「隠す」場所をはっきりさせておくことが大切です。
②L・DK
スペース:
LDKの1つの空間で、DKとLを分離した配置は比較的物の指定席が決きめやすいです。
DKの収納スペースにより物の量の制限や収納方法に工夫が必要になります。
動線:
「料理⇒配膳⇒食事⇒後片付け」がスムーズに行えます。
食器棚、家具、ダイニングセットなどの大きさや配置により使いづらい場所にもなりやすいため、動線や人の動きに必要なスペースに十分な配慮が必要になります。
視線(見え方):
LがDKと分離しているが、1つの空間のため、コミュニケーションがスムーズな上、Lでは落ち着いてくつろぐことができます。
LDK同様、「見せる」場所と「隠す」場所をはっきりさせておくことが必要です。
③LD・K
スペース:
1つの空間の中でKが家具、パーテーション、キッチンカウンターなどでセミオープン型になります。
仕切りを工夫することで、収納のスペースが確保しやすいです。
動線:
キッチンカウンターの場合は調理台や配膳の準備台として使え、作業効率もスムーズとなる。
Kの仕切り方により、Dへの「配膳⇒後片付け」に工夫が必要!
例えば配膳、後片付けするには、食卓テーブルを介するので、ワゴンで運ぶとか小さなお子さんの手伝いなどがあげられます!
視線(見え方):
LDが一体のため、食事をするときもくつろぐときも家族が一緒に過ごすことができ、広さを利用し、来客を交えた大勢での食事も楽しむことができます!
④L・D・K
スペース:
1つの空間だがL・D・K、それぞれが収納家具などである程度仕切られた形で独立性を持ちながらも連続しているスタイル(この連続感と分離感を両立させているところがポイント)
中規模住宅以上に適していて、収納家具の工夫次第で収納スペースが確保しやすいです。
動線:
スペースが少し広い分、LDK全体の中で、無駄な動きを最小限にするための適切な家具の配置や動きやすい動線の確保が必要です!
視線(見え方):
スペースにゆとりがある分、見た目の圧迫感が少ない。
加えて、必要に応じて引き戸やパーテーション、家具などで目隠しの工夫がしやすいです。
⑤LD+K
スペース:
LDKが壁で完全、またはある程度独立したKとLDとの2つの空間に分かれているスタイル。
システムキッチンの型により、収納スペースに違いが生じるが、LDから見えないため、いろいろな工夫がしやすいスペースでもあります。
動線:
独立したKからDへの「配膳⇒後片付け」や、Lでの飲食がスムーズにできるように、Dに置いておいた方がよい家電や食器、食品などを検討してみることが必要です!
視線(見え方):
③のLD・Kと同じような特徴はあるが、Kが独立スタイルのため、料理中LDにいる人から姿が見えず会話に参加しづらい反面、LDからKの中が「見えない」「におい」や「汚れ」がわからないというというメリットもあります!
今回は「LDK」について3つのことをお伝えしました。
それは、
●LDKは「リラックスしたい」場所というのが基本!
*リラックスできる場所!
●LDKで「使うもの」を書き出して「収納スペース」を決めればモノは「片付く」!
*例えば、棚に「タオル」の置く場所を決めて「収納スペース」は確保できる!
●LDKの形は3つの視点でみると、スペース・動線・視線(見せ方)が切り口になり、「5つの形」に分類できる!
*3つの視点:スペース・動線・視線(見せ方)
です!
このあともLDKについてお伝えしたいと思います。
石友リフォームサービスでは「住みやすい」間取りをよりよく使えるように、日々研鑽しています。
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