こんにちは!
石友リフォームサービス川越店インテリアコーディネーターです。
今週のコラムは、川越店ショールームよりお送りいたします。
今回のテーマはズバリ“キッチンの動線”です!
家事の中でも、特に時間が掛かるのがキッチンでの炊事。
調理はもちろんのこと、洗い物や後片づけなど、やらなければいけない作業は山ほどあるので、
少しでも時短して自分の時間を取りたいですよね。
そんな、少しでも時間を短くしたいキッチンでの作業の邪魔をしているのは、キッチンのレイアウトかもしれません。
キッチンでの人の動きである
「動線(どうせん)」
を意識したレイアウトに変更することで、作業効率はアップし時短に繋がります。
逆に、このキッチン動線を意識していないレイアウトだと、作業効率が悪くて時間がかかる。
また、無駄な動きが多いので、とても疲れてしまうキッチンになっている可能性もあります。
そこで今回は、キッチンの動線についてご説明したいと思います。
キッチン動線を考える上ではじめに考えるのは、調理の流れです。調理の流れは一般的に、
(1)食材を出す→(2)洗う→(3)切る→(4)加熱する→(5)配膳する
となります。
この(1)~(5)の順番に並べて行けば良いレイアウトかというとそうでもありません。
図のように一般的なキッチンの配置図ですが、キッチン動線の横移動は効率が悪いと言えます。
なぜなら、コンロから冷蔵庫へ調味料を取りに行き、コンロへ戻って使い、また冷蔵庫へ戻してとキッチンを行ったり来たりしなければいけません。
先ほどの配置順で考えると、冷蔵庫とコンロの間にはシンクと調理台があります。
一般的なサイズのキッチンであれば、この配置だと冷蔵庫とコンロの距離はだいたい2m程。
冷蔵庫からモノを取り出して、また戻すだけで6mも横移動をする事になります。
そこでキッチン動線を考えた時、冷蔵庫、シンク、コンロの3点を結ぶと三角形になる方が使いやすいキッチンとされています。
冷蔵庫がコンロやシンクの後ろ側にあれば、横に移動しなくても振り向くだけで済むようになるので、キッチン内での移動が格段に楽になります。
このコンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ三角形を“キッチントライアングル”と言います。
多くの場合、1回の食事で作る料理はひとつではありません。また1品しか作らないにしても、冷蔵庫、シンク、コンロを一周するだけで調理が終わることはまずありません。
冷蔵庫、シンク、コンロを何往復もするわけですから、キッチントライアングルの距離は短いほうが効率的で楽だと思います。
「あ、あの調味料を出さなきゃ!」という時にぱっと冷蔵庫に手が届く、コンロで使った調味料が手について、洗いたい時にシンクがすぐそばにある。
こういった細かなところも、積み重なれば大きな時短に繋がりますし、なによりストレスが少なくなると思います。
ただ、使いやすいキッチンはご家庭によって異なり、
ベストなキッチンは人それぞれ、その時の状況次第で変わるかと思います。
もしキッチンの使い勝手や効率で悩まれているなら、ぜひ一度ご相談下さい。一緒に最適なキッチン動線を見つけていきましょう。
また弊社ショールームでは各メーカーのキッチン展示品と実例がございます。
ご興味のある方は、ぜひ一度、石友リフォームサービス川越ショールームへお越しください。
また気になる費用や工事のことなども、お気軽にご相談くださいませ。
スタッフ一同こころよりお待ちしております。