こんにちは!
今回は、「最新版!今どきのキッチン空間」についてお話します。
①
真っ白なアイランドキッチンはLDKの中で輝く存在となり、キッチンに立つ時間を楽しい時間へと導いてくれます。
キッチン周りが際立つように天井に設けた間接照明と天井変化も相まって、キッチンがインテリアとしての存在感を演出しています。
また、キッチン背面のアクセント壁の色とのコントラストが、よりキッチンの白さを際立たせて高級感を出しています。
間取りとしてはキッチン横のパントリーがキッチンをいつもきれいに保てるポイントにもなっています。
キッチンに立ちながら、タタミコーナーやリビングでくつろぐご家族も見ることができ、ダイニング、洗面・脱衣スペースまでを見渡すことができるレイアウト。
家事をしながらどこにご家族がいてもコミュニケーションがとれる空間です。
また、キッチンから洗濯室がぐるぐると回れる回遊動線のため、家事中の動きを少なくする時短ができる間取りですよね。
②
システムキッチンはアウトレット商品だったトクラスのベリーを採用しました。
このキッチンの魅力は、カウンター奥のバックガードを高く立ち上げ、汚れがたまりがちなコーキングのつなぎや段差をなくし、経年劣化対策も考えられています。
立ち上がりのレールには調味料を置いたり、ペットボトルやフキンを乾かしたりとても便利です!
③
既製品のカウンタータイプのカップボードをご提案しましたが、本来であれば吊り収納を天井から取り付けにしてしまいがちですが、高さも50cmの収納にして、天井からの空間を設け、
サッシの位置とのバランスも含め、家具のように見えるようにご提案しました。
より横ラインが協調され空間が広くなって見えてくれますよね。
④
キッチンはペニンシュラタイプ(※)で、リビング側は収納になっています。
リビングのこまごまとした物をこちらにしまえます。
※ペニンシュラ(peninsula)とは、英語で「半島」を意味します。
壁からキッチン部分が半島のように突き出ていることから、ペニンシュラタイプと呼ばれています!
⑤
息子さんご家族、娘さんご家族が集まると総勢11名。
娘さんやお孫さんとキッチンに立っても狭くないように、キッチンとキッチン収納の間を広く確保しました。
フラット対面のキッチンは作業スペースも広く、カウンタータイプのキッチン収納は家電を置いても、作業スペースとしても使用できるため大活躍ですね。
以前のキッチンは間仕切り壁で仕切られていて、光が入らず薄暗い中で家事をされていました。壁をなくし、開放的な対面キッチンにしたことで、作業スペースが明るくなりました。
また、間取りはキッチンを中心にダイニング、リビングを配置しました。
奥様がキッチンに立ちながら、ご家族の様子が分かるため安心です!
⑥
キッチン前の腰壁の奥行きを大きくし、収納(ディスプレイ)スペースを作り、アクセントクロスはキッチン側のタイル調クロスと合わせてご提案。
一部天井を下げてデザインし、落ち着きをプラスしました!
ダイニングスペース、リビングスペースに分けてしまうと空間が狭くなってしまうので、ソファダイニングスタイルでご提案。
高さが変えられるテーブルにするとよりオススメです。
リビングの入口のドアは天井までにすることにより存在感が増し、開けた時の開放感やホールからの繋がりも感じられます!
パっとお一人でお食事をする時もあるとのことで、カップボード横に設けたカウンターですが、
野菜の下ごしらえや、家計簿を付けたり、レシピを選んだり・・・
用途はお施主様次第のカウンターです!
⑦
これまで窓に向かって配置していたキッチンを対面式に変更。
家族や遊びに来たお孫さんとコミュニケーションをとりながら楽しく料理ができるようになりました。
ポイントでライトブルータイルを貼り、飾り棚も作ったことで、より明るくおしゃれな空間に
なりました!
⑧
吹き抜けがあった廊下、壁で仕切られていた和室と台所を繋げLDKにしました。
LDKが暗くならないように、吹き抜けだった廊下の間取りを利用して、2階の窓から自然光を取り込みました。
構造上抜けない柱をデザインとして取り込み、キッチンの上部には柔らかな光を演出する間接照明を採用しました!
⑨
キッチンはリビングダイニングと床を貼り分け、フロアタイルを貼りました。
キッチンの長手に沿って天井を下げ、アクセントとしました。
奥の増築した部分は天井にアイアンの物干しを取り付け、洗濯物が干せるようにいたしました。
キッチンの扉とリビングのアクセントクロス、カウンターのマグネットボードはブルーグレーで統一いたしました!
⑩
キッチンは全て見渡せる対面式に。
ハイバックカウンターのシステムキッチンは、水はね防止やリビングからの手元の目隠しにもなり、奥様ご満足のキッチンとなりました。
コンロ横にニッチを設け、調味料やお玉置きなどに重宝しますよね。
⑪
キッチンはもともと上飯野店のショールームに展示してあったアイランド型のキッチンです。
奥様が一目惚れして、採用していただいたキッチンは、収納も多く、料理もしやすそうですよね。
⑫
LDKのキッチンエリアは、システムキッチンの周りをぐるぐる動ける回遊動線になっています。
行き止まりのない回遊動線で、料理を作る・運ぶ・食べる・片付けるの一連の動作がスムーズに行えます!
LDKの一角に、書斎スペースを設けました。
作業専用のスペースがあることで、日常生活の中でもメリハリをつけて作業に没頭できます!
⑬
リビング入口のブルーの扉をアクセントに、テレビカウンター背面のクロスを合わせてコーディネート。
回遊動線を可能にしたアイランドキッチンです。
美しい木目柄が印象的ですよね。
建具やメインのクロスなど、ホワイトをメインに。
ホワイトの縦型ブラインドの隙間から入る光で明るい空間になりました。
全面に床暖房、窓には内窓を施工し、冬でも暖かいLDKを実現しました。
キッチン背面のカップボードに加え、カップボード(冷蔵庫横の扉)を設けて収納量も抜群です!
⑭
出窓のアーチが空間にやわらかなアクセントをつけています。
大正ロマンのインテリア作りには外せないのはレトロな照明です。
奥様がお気に入りのペンダント照明は、ステンドグラス調の装飾がついた器具を採用しました。
キッチンは家事動線を考慮して、キッチンとキッチン収納が一緒になったコの字型のキッチンを選定しました!
⑮
キッチンはアイランドタイプで、シンク前には簡単に食事をとれるスペースがあるキッチンです。
後ろにはキッチンと同じメーカーのカップボードをご提案し、カウンターは端まで通し、一部下には収納を作りました。
カウンター上には雰囲気抜群のタイルをご提案。
ペンダントも色々ご提案し、裸電球ぽいデザインで決定。
ダイニングテーブルとチェアもご提案し、実際に腰かけていただき、座り心地抜群の柏木工のチェアにしました!
ここで、失敗しないキッチンリフォームのポイントがあると思い、まとめてみました。
トイレリフォームのときに、お伝えした内容と同じ文言がありますが、それは大事なことなので、基本的なこととして考えていただけたら良いかと思います。
●現在のキッチンの不満点を明確にする(特に、使用頻度の高い女性の意見をまとめる)
●これからの使い方でこだわりたいこと(特に、使用頻度の高い女性の意見をまとめる)
●予算と工事範囲を決めておく(おおよその目安)
●システムキッチンをおおよそ決めておく
●時間や空間の違いで、誰がどのようにして使われるかをイメージしておく
●特に「これは欲しい!」を1つあげるとしたら、何になるかを考える
例えば、キッチンに立つときに外向きに立つのは嫌だ、とか冬の寒さ対策がストーブなのでそれをやめたい、とか具体的な内容をまとめておきましょう。
例えば、BGMで音楽を聴きながら調理をしたい、とか親子で会話できるのが食卓テーブルと調理のスペースの対面でやりたい、など「こうなったら、いいなあ」をより具体的に書き記してください。
ある程度の予算と工事範囲を「ここまで直したいな、そしてこのくらいの予算なら大丈夫だな」と想定しておいて、工事の打ち合わせを現場に詳しい担当者さんと始めていきましょう。
気になっていたシステムキッチンを「どんな機能が好きで、これを選んだか、どんな素材の、どんな色が好きでこれを選んだか」をわかる限り決めておきましょう。
たとえば、朝のあわただしい時間には、家族の誰がダイニングに集まって、朝食を食べるのか、また夕食には何時に始まるのが定番なのか、それは平日とお休みの日は使い方が変わるか、などを教えてください。そして、より具体的なことの積み上げをして、イメージを作り上げておきましょう。
どうしてもあった方がいいというものがあるというときは、それが何になるのか教えてください。例えば、小物類をまとめておきたい壁の収納だとか、お掃除ロボットでキッチンを中心に片付けたいとか、希望のものを1つあげてください。
この6点がポイントかと思います。
最低限、これらをまとめておくと、きっと失敗しないキッチンリフォームにたどり着きます。
キッチンは家族の中心にあると楽しいし、ゆったりとくつろげるので、じっくりとイメージを固めていき「私だけ」のキッチンに近づけていきましょう!
より具体的にやってみたいこと、優先度の高いことから、計画に盛り込んでいきこだわりを発揮してください!
今回は、「最新版!今どきのキッチン空間」をお伝えしました。