キッチンリフォームにおけるキッチンの選び方ということで、今回もIHコンロになります。4回連続になりますので、今回のコラムで一旦IHから離れたいと思います。
IHの特徴の一つとして、作動中プレート表面は熱くならない(鍋は熱くなりますが)ということがありますが、IHの機種の中には3口ともIHではなく、ラジエントヒーターを搭載している機種もあります。
IHの原理は内部に設置されたコイルに電流を流すことで、磁力を発生させ鍋底を加熱させるという原理になっていますが、ラジエントヒーターは渦巻き状の熱線が内部に配置され、通電することで発熱するというものです。
ラジエントヒーターはIHのように鍋の制限がなく、土鍋や耐熱ガラス、耐熱ホーロー鍋なんかもご使用頂くことができます。
ただ気になることもあったりします。
熱線を用いて加熱しますので、その部分のプレート表面が熱くなりますので、火傷の危険性があったりします。また、IHと比較し少し加熱に時間がかかりますので、短時間で調理したい場合には不向きかもしれません。じっくり時間をかけて調理する際や電源を消してもすぐに冷たくなるわけではないので、余熱が必要な調理の際には適したものなのかもしれません。
またIHと異なる部分として、プレート表面は高熱になりますので、吹きこぼれの際は表面焦げ付きのようなこびれが付きますので、掃除が少し面倒になるということもあります。
このラジエントヒーターについては少しマイナス思考の内容が少し多くなりましたが、表面は熱くなりますが、色々な材の鍋が使えますし、火を用いるわけではありませんので安全性が高いのには変わりありません。
一般的なキッチンのIHには機種によってですが、手前がIH2つに、奥の一つがラジエントタイプというものもあります。
ラジエントについては使い易い、ちょっと使いづらいなど、ご意見も様々です。IHコンロの場合にはIH3つの機種も当然ありますので、ラジエントを取り入れるかは個人的にはしっかりと検討されることをお勧めします。
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